他人を助けて後悔… 消防局のメッセージに「しんどかった」「すごく救いになる」
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突然ですが、あなたは、道端で人が倒れていたらどうしますか。
119番通報をしたり、声を掛けたりと、できる限りの対応を考えるでしょう。
しかし、助けた人が「本当にこれでよかったのか」「無力感を感じる」などと自責の念にかられて、精神的なストレスを抱えてしまう事例も少なくありません。
※写真はイメージ
2025年1月29日、兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局が、Instagramを更新。
他人を助けた人が、精神的なストレスを抱えてしまう問題について、こんなメッセージを伝えました。
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尼崎市消防局の担当者は、119番通報をしたり、そばにいてあげたりするだけでも「素晴らしい行動」と、救助者を称賛。
助けた後に、その行動がよかったのか、悪かったのかを考えること自体が間違いだといいます。
確かに、倒れている人がいて119番通報をした後に、傷病者の意識がなかったり、苦しそうにしていたりすると、どう行動したらいいのか、分からなくなることもありますよね。
しかし、「助けたい」「なんとかしてあげたい」という思いで、傷病者に寄り添うことも、救助の大きな一歩となるのでしょう。
尼崎市消防局の担当者は、これからも困った人がいれば「ぜひ助けてあげてください」と呼び掛けた上で、「僕らも助けに行くから!」という力強いメッセージを送りました。
尼崎市消防局の投稿を見て、感銘を受けた人からは、このようなコメントが寄せられています。
・私の娘は、てんかんの持病があるので、もし代わりに助けていただいたなら、本当に感謝しかないです。
・困っている人に居合わせた時は、この動画を思い出し、勇気を出してお手伝いさせていただきます。
・確かに、助けた後にいろいろと考えてしまいそう。この動画はすごく救いになると思います。
・私も先日、バイク事故に遭遇して、胸骨圧迫をしました。その後、助けた人の顔がフラッシュバックして、しんどかった。
人を助けるという行動がどんな形であれ、自信を持っていいということを、改めて認識させられますね。
尼崎市消防局のメッセージは、たくさんの人々に勇気を与えてくれたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]