断熱シートは『貼り付け面』を間違えないで! 正しい面は… 「分かりやすい」
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熱を出す家電、実は節電の落とし穴! 工夫次第で長持ちしておトクに節電を意識しているなら、熱を出す『あの家電』にも目を向けてみませんか。熱を抑えることで、電気代の節約はもちろん、故障のリスクも軽減できます。ちょっとした工夫を取り入れて、夏を快適に乗り切りましょう。

設定温度を下げずにひんやり! 企業が教える節電のちょい足しグッズに「今すぐ試したい」「エアコンの設定温度を下げたいけど、電気代が上がるのは困る」と考える人は多いのではないでしょうか。節電のために我慢を続けるのは身体によくないので、設定温度を下げずに涼しさを感じられる方法を取り入れ、夏を賢く乗り越えましょう。
- 出典
- ニトムズ
窓の断熱性能をアップさせたい時に、便利に使えるのが窓ガラス用の断熱シートです。ペタッと貼り付けるだけで、窓から熱を逃がしにくくします。
実際に断熱シートを貼り付ける際に悩みがちなのが、「どちらの向きが正しいのか」という点です。
窓ガラスやサッシの断熱、結露を防ぐ『まどエコ』シリーズの製造販売もととして知られる株式会社ニトムズ(以下、ニトムズ)の公式サイトから、見分け方を解説します。
実際に触れてみて判断しよう
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窓用断熱シートは、正しい向きで使用することが大切です。貼り付け面がどちらか分からなくなってしまった時には、ニトムズが伝えている方法で見極めましょう。
凹凸がなく、ツルツルした面は室内側に向けて貼りましょう。
ニトムズの『まどエコ』シリーズの水貼りタイプには、どちらが貼り付け面か分かりやすくするため、専用シールが貼られています。
窓ガラスの大きさに合わせてシートをカットする時には、シール部分を切り落とさないよう注意しましょう。
凸凹がある面を窓ガラスに貼ろうとすると、「すぐにシートが浮いてきてしまうのでは…」と不安になるかもしれません。
手で軽く押し付けて空気を抜くようにすると、きれいに密着させられます。
ていねいに作業してもすぐにはがれてきてしまう場合は、貼り付け面を間違えている可能性もあるため、再度確認するのがおすすめです。
裏表がない場合もあり
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断熱シートの種類によっては、裏表の区別がないケースもあります。
貼り付け方の注意点は、以下を参考にしてみてください。
縦向きに貼ると、空気の層を作るためのトンネル構造から温められた空気が抜けやすくなるため、断熱効果が下がる恐れがあるそうです。
必ず横向きにして、シートを貼り付けるようにしましょう。
「とにかく貼っておけばいいだろう」と思いがちですが、断熱効果を最大限に発揮するためには正しい方法で行う必要があります。
ニトムズ公式サイトの注意喚起も参考にして、上手に活用してみてください。
断熱シートを窓ガラスに貼れば、断熱効果だけではなく、結露も発生しにくくなります。結露をこまめに拭く面倒な作業から解放されたい人にも、おすすめのアイテムです。
「窓の断熱性を高めたいけれど、コストや手間を考えるとリフォームは難しい…」と悩む人は、決して少なくありません。
断熱シートをうまく活用し、寒い時期でも快適に過ごせる空間づくりを意識してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]