毛が伸びすぎた野良犬 毛を刈った後の姿に「かわいい」「ぬいぐるみみたい」
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「猫を作ります」 完成した木彫り作品に「いや、天才すぎる」「普通に涙が出た」「完成しました」というコメントを添えて、Xに木彫りの作品を公開したのは、鑄(@CopperAndHammer)さん。 動物をモチーフにした数多くの作品を制作しており、たびたび話題になっていました。

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2025年1月、アメリカのシカゴで1匹の野良犬が保護されました。
市の動物管理局は犬を保護した後、動物保護団体『ワン・テール・アット・ア・タイム』に助けを求めてきたのだそう。
なぜならその犬は毛が伸びすぎて、普通に歩くことすらできない状態だったからです。
刈り取った毛は約15kg!
そのメス犬は超大型犬のチベタン・マスティフで、伸びすぎた毛と糞尿にまみれていたのだとか。
毛の重さによって体の動きが制限されて、歩幅は約2cmほどしか進めない状態だったといいます。
『ワン・テール・アット・ア・タイム』のスタッフはその犬を動物病院へ連れて行き、鎮静剤を投与して毛を刈り始めます。
数時間かかって刈り取った毛の重さは、なんと約15kgにもなりました!
※動画はInstagram上で再生できます。
犬はスプラウトちゃんと名付けられ、毛を刈った後の姿には「髪型がかわいい!」「ぬいぐるみみたいだ」などの声が集まりました。
やっと身軽になったスプラウトちゃんですが、皮膚に感染症を起こしていたため、仮里親の家で治療をすることになります。
その後、スプラウトちゃんの皮膚の状態は劇的に改善。
そして路上で保護されてから約4週間後に、ついに家族ができたのです!
※動画はInstagram上で再生できます。
里親になったニコールさん家族はチベタン・マスティフのウォーリーくんを飼っていて、スプラウトちゃんはすぐに新しい家に馴染んだそう。
2匹が楽しそうに遊ぶ様子には、たくさんの喜びのコメントが寄せられています。
保護された時の状況からは、スプラウトちゃんがどのくらいの期間を路上で生活していたかなど全く分からないとのこと。
しかし極寒のシカゴで身動きもままならない状態で生きていくのが過酷だったのは、容易に想像が付きます。
今までつらかったぶんまで、スプラウトちゃんが家族から愛情をたっぷりもらって幸せに過ごしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]