風邪でダウンした父に、息子が? 書かれた文字に「1文字余計だったね」「和みました」
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- 出典
- @sukesankoba
・1文字、余計だったね。
・お小遣いをあげてください!
・なぜだかとても和みました。
こうした反応があったのは、複数人の子供を育てる父親の、SUKEPAPA(@sukesankoba)さんが自宅で経験した出来事です。
2025年のバレンタインデー、SUKEPAPAさんは風邪をひいて寝込んでいたといいます。
その翌日、電子メモ帳には、息子さんからこんなメッセージが書かれていました。
パパ げんきん出して!
パッと見は「元気を出して」と励ましているように思えますが、よく見れば現金を要求していた…!
風邪をひいている時は、気持ちが沈んでしまうでしょう。そんな時、愛する我が子からお金をせがまれるなんて、『弱り目に祟り目』ですね…。
しかし、息子さんの望みは、現金をもらうことではなかったようです。
なぜなら、この『げんきん出して』という言葉は、漫画家のさくらももこさんによる漫画『コジコジ』のパロディだったから!
同作では、主人公のコジコジが、落ち込むジョニーを励まそうと試みたものの、『ジョニー、げんきんだしな』と書き間違えた手紙を渡すエピソードがあるのです。
また、実はこの電子メモ帳に書かれた文字は、妻と息子さんの共作だとか。妻は大の『コジコジ』好きで、普段から同作にまつわる絵を描いたり、『キャラ弁』を作ったりしているそうです。
SUKEPAPAさんが風邪で寝込んだ日の朝、「『ジョニー、げんきんだしな』をパロディしてパパに書きたい!」と息子さんがいったため、妻が息子さんの手を支えるようにして書いたといいます。
妻の『コジコジ』への愛と、SUKEPAPAさん一家の家族愛が感じられるような、心温まるエピソード。
SUKEPAPAさんにとっては、「元気を出して」という言葉よりも愛が詰まったメッセージだったかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]