衣替えの時にチェックして！　防虫剤の正しい使い方とは？

衣替えの時に欠かせないのが、害虫やカビから衣類を守ってくれる『防虫剤』です。

基本的な使い方は知っていても、『効果を最大限に引き出す使い方』を知らない人は多いのではないでしょうか。

『株式会社日本さわやかグループ』が運営する『ホワイト急便』のウェブサイトでは、防虫剤の正しい使い方を紹介しています。

防虫剤を使用する時のポイント

１．衣類と収納場所の汚れを落とす

防虫剤を入れる前に、衣類の汚れをしっかりと落としましょう。衣類の汚れは害虫を引き寄せる原因となるので、洗濯してから収納することが大切です。

また、収納場所の汚れも害虫を発生させる要因となります。衣類を清潔に保つと同時に、収納場所もしっかりと掃除しておきましょう。

２．防虫剤を正しく使用する

衣類と収納場所の準備が整ったら、衣類と一緒に防虫剤を入れます。この時大切なのが、『防虫剤の置き場所』です。

防虫剤には『クローゼット用』のほか、『引き出しや衣装ケース用』などさまざまな種類があります。その中から収納場所に適したものを使いましょう。

防虫剤の成分は空気より重く、上から下へ広がっていくもの。用途に適したものでないと、成分が十分に行き渡らなかったり過剰に広がったりする可能性があります。

３．適正量を使用する

また、スペースに対する防虫剤の量も大切です。収納場所に対して防虫剤の量が少ないと、効果を発揮できません。

防虫剤を入れたら、収納場所の扉やふたをしっかり閉めましょう。密閉した状態を保つと、防虫成分が全体へ行き渡りやすくなります。

４．有効期限が切れていないか確かめる

害虫から衣類を守り続けるために、防虫剤の『有効期限』を小まめに確認しましょう。防虫剤の中には、効果が切れると色が変わるタイプや、お知らせ表示が出るものもあります。

有効期限が切れているかどうかが視覚的に分かるので、取り替え忘れを防げて一石二鳥です。

５．湿度の高い時期は除湿剤を併用する

湿度の高い状態が続く梅雨などは、害虫が発生しやすくなります。『除湿剤』を使った湿度対策も忘れずに行いましょう。

衣替えのタイミングは、防虫剤の量や場所を見直す絶好のチャンスです。防虫剤を正しく活用して、大切な衣類を害虫やカビから守りましょう。

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[文・構成／grape編集部]