タオルの裏と表、使い分けた方がいい? 今治タオル工業組合の回答に「そうだったのか」
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- 取材協力
- 今治タオル工業組合
普段何気なく使っているタオル。ふと「表と裏はあるのか」と気になったことはありませんか。
また、表と裏があった場合、使い分けたほうがよいのかも気になるところですよね。
『今治タオル』などのタオルブランドを広めている、今治タオル工業組合のタオルソムリエに取材しました。
タオルの表・裏の見分け方
タオルソムリエに聞いたところ、このような回答がありました。
タオルに表と裏はあります。
デザインや色で決まりますが、無地のタオルは、タオルの耳の部分とヘムの部分の縫製状態によって、表と裏を判断できます。
画像提供:今治タオル工業組合
また、以下の画像の縫製状態で、表と裏を判断する場合、端を巻き込んで縫製している面が裏になります。
画像提供:今治タオル工業組合
ただし、「メーカーの企画やデザインによって、タオルのデザイン性を重視しているタオルは、縫製状態では判断できない場合があります」とのことでした。
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タオルの表・裏の使い分け
タオルには表と裏がありますが、それぞれ使い方を変えたほうがいいのでしょうか。
タオルソムリエからは、以下のアドバイスをもらいました。
縫製状態によって表・裏が判断できない例として、ウォッシュタオルでよく見られる、端を飾り縫いやバイアステープを縫い付けているタオルがあります。
このような場合、縫製状態ではなく、デザインや色で表と裏が決まっています。
また、タオルの生地はさまざまあり、表ガーゼと裏パイル生地のタオルや、表が肌触りが滑らかなシャーリングで裏がパイル生地のタオルなどは、表と裏の肌触りが違います。
デザインや色でイメージが変わりますので、使う人の用途やお好みで、使い勝手のよいほうの面を使っていただくことがよいかと思います。
タオルにも表と裏がありますが、使い分けはそれぞれの好みでよいとのことでした。
「タオルに表と裏があるのを知らなかった!」という場合には、ぜひ日頃使っているタオルを確認してみてください。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]