捨てるなんてもったいない!『コーヒーグラウンズ』の再利用術に「知らなかった」 By - grape編集部 公開:2025-05-24 更新:2025-05-27 コーヒー Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 香り豊かなコーヒーを楽しむ時間は、至福のひと時です。その後に残る、抽出後のコーヒーの粉は、どのように処理していますか。 キーコーヒー株式会社のウェブサイトでは、『抽出後の粉の再利用法』を紹介しています。 従来、「捨てるしかない」というイメージを持たれていた抽出後の粉。現在は再利用できる立派な資源として、『コーヒーグラウンズ』と呼ばれています。 コーヒーを最後まで無駄なく活用できるエコなアイディアを、ぜひチェックしてください。 簡単なのにエコ!コーヒーグラウンズの活用術 ※写真はイメージ コーヒーグラウンズは、捨てずに『肥料』や『堆肥』として再利用してみましょう。 コーヒーは、表面に多くの気孔がある「多孔質」と呼ばれる構造をしています。土壌を整える役割を果たしてくれるのです。 キーコーヒー ーより引用 肥料にしたい時は、コーヒーグラウンズを乾か乾かした後、必ず発酵させて使います。乾いていないコーヒーグラウンズを使うと、カビや虫が発生する原因となるので注意が必要です。 まず、段ボールの底をガムテープで固定し、2~3日ぶんの新聞紙を敷きます。この時、箱の側面にも新聞紙を広げておきましょう。 段ボールに腐葉土を7割程度入れたら、乾燥させたコーヒーグラウンズを入れてよく混ぜます。 毎日軽く混ぜて空気を取り込み、手で触れてほんのり温かくなれば発酵が進んでいるサインです。 発酵中は、段ボールの上部をタオルなどで覆って、雨や虫の侵入を防ぎましょう。通気性を保つために、台の上などにのせておくのがベストです。 また乾燥させたコーヒーグラウンズは、『消臭剤』や『脱臭剤』としても活用できます。袋や布にくるんだり、ふたの開いた容器に入れたりして、臭いが気になる場所に置きましょう。 ・消臭・脱臭するときのポイント カビの原因になるのを防ぐため、コーヒーの粉は必ず完全に乾燥させてから使うようにしましょう。 キーコーヒー ーより引用 鍋の臭いを取りたい時は、水とコーヒーグラウンズを入れて沸騰させ、冷ましてから洗い流すと効果的です。 『ガラス製』の食器の場合は、中に少し入れて振り洗いをすると、汚れをすっきり落とせますよ。 コーヒーグラウンズの多様な再利用方法 ※写真はイメージ コーヒーグラウンズには、植物の成長を抑える成分が含まれているので、『除草剤』としても使えます。使い方はとても簡単で、除草したい場所に直接コーヒーグラウンズをまくだけです。 コーヒーの香りは、アリやナメクジ、カタツムリのほか、猫も嫌うといわれています。そのため、庭や外壁付近にまけば、『虫よけ』や『猫の侵入防止対策』としても有効です。 コーヒーの香りが好きな人は、『入浴剤』として再利用する方法もあります。さらし袋などにコーヒーグラウンズを入れて、浴槽に浮かべましょう。 またコーヒーの色を利用して、染料や塗料として使う方法もあります。 コーヒーグラウンズを煮出した液を、DIYや家具の傷隠しに使ってみましょう。焙煎の度合いによって色合いが変わるので、好みの濃さを見つける楽しみもあります。 コーヒーグラウンズに含まれる油分は、『靴磨き』や『金属磨き』としても活用可能。 乾燥させたコーヒーグラウンズを布に包んで優しく磨けば、靴や金属に自然なツヤが出るでしょう。 針山の中身として使うのもユニークな再利用法の1つです。コーヒーグラウンズの油分が針をサビから守り、布通りもスムースになるでしょう。 コーヒーグラウンズは、使い方次第で日常生活を豊かにしてくれます。コーヒーを楽しんだ後も、その魅力を余すことなく活用してみてはいかがでしょうか。 [文・構成/grape編集部] 日差しにさらされた室外機 ダイキンが教える日除け方法に「なるほど!」「そうなんだ」調メーカーであるダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に、室外機の『理想的な環境』について話を聞きました! キュウリでもチーズでもない! ちくわの穴に詰めたのは…?本記事ではちくわとアボカドを使った背徳レシピを紹介しています。 出典 キーコーヒー Share Post LINE はてな コメント
香り豊かなコーヒーを楽しむ時間は、至福のひと時です。その後に残る、抽出後のコーヒーの粉は、どのように処理していますか。
キーコーヒー株式会社のウェブサイトでは、『抽出後の粉の再利用法』を紹介しています。
従来、「捨てるしかない」というイメージを持たれていた抽出後の粉。現在は再利用できる立派な資源として、『コーヒーグラウンズ』と呼ばれています。
コーヒーを最後まで無駄なく活用できるエコなアイディアを、ぜひチェックしてください。
簡単なのにエコ!コーヒーグラウンズの活用術
※写真はイメージ
コーヒーグラウンズは、捨てずに『肥料』や『堆肥』として再利用してみましょう。
肥料にしたい時は、コーヒーグラウンズを乾か乾かした後、必ず発酵させて使います。乾いていないコーヒーグラウンズを使うと、カビや虫が発生する原因となるので注意が必要です。
まず、段ボールの底をガムテープで固定し、2~3日ぶんの新聞紙を敷きます。この時、箱の側面にも新聞紙を広げておきましょう。
段ボールに腐葉土を7割程度入れたら、乾燥させたコーヒーグラウンズを入れてよく混ぜます。
毎日軽く混ぜて空気を取り込み、手で触れてほんのり温かくなれば発酵が進んでいるサインです。
発酵中は、段ボールの上部をタオルなどで覆って、雨や虫の侵入を防ぎましょう。通気性を保つために、台の上などにのせておくのがベストです。
また乾燥させたコーヒーグラウンズは、『消臭剤』や『脱臭剤』としても活用できます。袋や布にくるんだり、ふたの開いた容器に入れたりして、臭いが気になる場所に置きましょう。
鍋の臭いを取りたい時は、水とコーヒーグラウンズを入れて沸騰させ、冷ましてから洗い流すと効果的です。
『ガラス製』の食器の場合は、中に少し入れて振り洗いをすると、汚れをすっきり落とせますよ。
コーヒーグラウンズの多様な再利用方法
※写真はイメージ
コーヒーグラウンズには、植物の成長を抑える成分が含まれているので、『除草剤』としても使えます。使い方はとても簡単で、除草したい場所に直接コーヒーグラウンズをまくだけです。
コーヒーの香りは、アリやナメクジ、カタツムリのほか、猫も嫌うといわれています。そのため、庭や外壁付近にまけば、『虫よけ』や『猫の侵入防止対策』としても有効です。
コーヒーの香りが好きな人は、『入浴剤』として再利用する方法もあります。さらし袋などにコーヒーグラウンズを入れて、浴槽に浮かべましょう。
またコーヒーの色を利用して、染料や塗料として使う方法もあります。
コーヒーグラウンズを煮出した液を、DIYや家具の傷隠しに使ってみましょう。焙煎の度合いによって色合いが変わるので、好みの濃さを見つける楽しみもあります。
コーヒーグラウンズに含まれる油分は、『靴磨き』や『金属磨き』としても活用可能。
乾燥させたコーヒーグラウンズを布に包んで優しく磨けば、靴や金属に自然なツヤが出るでしょう。
針山の中身として使うのもユニークな再利用法の1つです。コーヒーグラウンズの油分が針をサビから守り、布通りもスムースになるでしょう。
コーヒーグラウンズは、使い方次第で日常生活を豊かにしてくれます。コーヒーを楽しんだ後も、その魅力を余すことなく活用してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]