ブロッコリーは「つぼみ下向き」で洗うと中まで届く 農家直伝の正しい洗い方
公開: 更新:

※写真はイメージ
農業法人
有限会社安井ファーム
石川県白山市に本社を置く農業法人。年間約200万株を出荷するブロッコリーを中心に、水稲、キャベツ、タマネギ、コーン、小松菜など多くの作物を栽培している。
レシピや豆知識を発信するSNSアカウントが注目を浴び、2022年には著書『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』を出版。
デジタル・コンテンツ・パブリッシング
株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング(dcp)は、幅広いコンテンツ制作を一貫して手がける編集プロダクション。
『マイナビウーマン』『くるまのニュース』など大手専門メディアでの執筆・編集協力実績を多数持っている。
ウェブメディア『grape』では、ライフハックやフードの疑問について、企業や専門家など「その道のプロ」に取材。トレンドを多角的に分析し、読者の「知りたい」に応えるコンテンツ制作を信条としている。

ズッキーニを材料4つで作る『焼きびたし』 とろとろ食感が「びっくりするぐらいおいしい」夏野菜のズッキーニを生かした『とろとろズッキーニの焼きびたし』の作り方を、レシピサイト『Nadia』で、料理研究家のYuuさんが紹介しました。

ハウス食品が教える カレーに合う意外な3食材で脱マンネリ煮込み料理であるカレーは奥の深いメニューです。「いろいろな食材を使ってカレーを作るのが楽しみの1つ」という人は多いでしょう。 では、カレーに合う『意外なおすすめ食材』とはどんなものでしょうか。 自社のウェブサイトでたくさ...






ブロッコリーは小さなつぼみがギュッと密集した形状をしています。
このつぼみの集合体は花蕾(からい)と呼ばれており、密集しているだけでなく水をはじく性質もあるため、水洗いしにくいですよね。
では、どのようにすればうまく洗えるのでしょうか。
石川県でブロッコリーをメインに生産する、有限会社安井ファーム(以下、安井ファーム)協力のもと紹介します。
ブロッコリーの洗い方
安井ファームによると『ブロッコリーをきれいに洗う方法』は以下の通りです。
1.ボウルに水を張り、ブロッコリーのツボミ部分を下にして突っ込む。
2.軸を持って振るようにして洗う。
※写真はイメージ
ポイントは「ツボミを下向きにする」という向きです。水の中でつぼみが下を向くことで、密集した花蕾の間に水が入り込みやすくなります。上向きのまま洗ってしまうと、水がつぼみの表面をつたって流れてしまい、内側まで届きにくくなります。
この方法だと、水を弾きやすいブロッコリーでも、きれいに洗うことができるそうです。
また安井ファームでは、このようなアドバイスもしています。
さらに念入りに洗いたい場合は、ツボミ部分を下にしてあらかじめ10分ほど水に浸けておくと、より汚れが落ちやすくなります。
「固定するのが難しい…」とお悩みの人は、水とともにポリ袋に入れて手頃な容器にセットし、輪ゴムで袋の口を縛ると浸けやすいです。
※写真はイメージ
「振り洗い」と「浸け置き」の使い分け
日常的な調理であればボウルで振るだけの洗い方で十分です。一方、虫が入り込みやすい時期のブロッコリーや、農薬が気になる場合には、10分ほどの浸け置きを組み合わせる方法が向いています。
ポリ袋を使う浸け置き法は、ブロッコリーが浮いてしまって固定しにくい悩みを解消してくれる工夫です。袋の中でつぼみが水に浸かった状態をキープできるため、浸け置きの効果がしっかり発揮されます。浸け置き後もボウルで軽く振り洗いするとさらに汚れが落ちやすくなりますよ。
ちなみに、どれだけ洗えばいいかについては、各々の判断によるといいます。
「どこまで洗えばいいのか」ということもよく聞かれるのですが、これに関しましては『食べる方が納得するまで』でよろしいかと思います。
流水で済ませるもよし、念入りに『浸け+洗い』をセットにするもよし、各々が納得できる洗い方を実践していただければと思います。
生産者から直接「納得するまで洗えばよい」とアドバイスしてもらえると、気持ちが楽になりますね。洗い方に正解を求めすぎず、自分のペースで取り組めるのは、日々の調理のハードルを下げてくれます。
ブロッコリーの洗い方について、安井ファームのXアカウント(@yasuifarm)には、このような声が寄せられていました。
・へー!めっちゃ参考になりました。
・1房ずつに分けてからボールの中で振り洗いしていたので、早速今夜からそうします。
・知らなかったです!いつも洗う時、「中まで洗いきれているの?」と思いながら洗っていました。
「1房ずつに分けてから洗っていた」という声もあるように、切り分けてから洗うのが習慣になっている人も多いようです。丸ごとの状態でつぼみを下にして振り洗いするほうが、花蕾全体に水が行き渡りやすいとのこと。切り分け後に洗う場合も、同じようにボウルの水の中でつぼみを下向きにして振ると効果的です。
水でさっと流すだけではうまく洗えないブロッコリーですが、水を張ったボウルでくるくる回すことで汚れが落ちやすくなります。
簡単にできるので、ぜひ実践してみてください!
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]