街の落書きを「上書き保存」 仏アーティストのアート、あなたは理解できる?
公開: 更新:
人に貸したプラ容器 返却されたものが?「この手があったか」「マネする!」「人から借りたプラ容器は…」女性の行動に称賛と共感の声!
職場で二度見された弁当 そのビジュアルに「これはたまらない」「最高の弁当」『毎日作るものだから、背伸びしないお手軽弁当』をモットーに、毎日色とりどりな弁当を作っている、おぺこやん(@opeko9618)さん。 ある日、いつものように職場で弁当を食べていたら、職場の人たちに二度見をされたそうで…。
- 出典
- imgur
看板やシャッター、壁などに乱暴に書かれた落書き。日本でも「美観を損ねる」という理由から問題になることがあります。
海外でも同様の理由から、落書きは醜いものという認識があるようですが、その落書きを逆手にとって、アートにしてしまう芸術家がいます。
それがアーティストのMathieu(マテュー)さんです。
落書きを上書きして清書?
大抵の場合、落書きの文字は、乱暴に書かれているため「何が書かれているのか」を読み取ることができません。
そこで、こんな手順で落書きをアートとして生まれ変わらせます。
1)落書きを上から塗りつぶす
出典:imgur
2)書かれた文字を判別し、美しい文字で書き直す
出典:imgur
簡単に言うと、見苦しい落書きを消して、読みやすくキレイな文字で書き直すという路上アート。
日本ではなかなか成立しそうにありませんが、判別できる文字で整然と描くことでアート感が出るのは事実です。
出典:imgur
出典:imgur
落書きだらけのシャッターもこの通りです。
出典:imgur
出典:imgur
ベルギーやオランダの街中に
実際に、この「落書きを上書きして路上アートにする」という試みはベルギーやオランダなどで行われています。
出典:imgur
出典:imgur
もちろん、公共の場所に無断で落書きをする行為は、日本のみならず多くの国で禁止されています。
しかし、路上アートと称して、落書きを行う人は後を絶ちません。
出典:imgur
出典:imgur
日本でも「落書きをキレイに消しても、また書かれる」といったケースが頻発する場所では、イラストを描いて「落書きしにくい環境を作る」といった試みがありますが、それに近い発想かもしれません。
「読めないから醜い」「読めるから美しい」と、簡単に区別できるものではありませんが、落書きを逆手にとるというアイディアは秀逸。
とは言え、「そもそも落書きをしない」というのが理想であることは言うまでもありません。