街の落書きを「上書き保存」 仏アーティストのアート、あなたは理解できる?
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
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看板やシャッター、壁などに乱暴に書かれた落書き。日本でも「美観を損ねる」という理由から問題になることがあります。
海外でも同様の理由から、落書きは醜いものという認識があるようですが、その落書きを逆手にとって、アートにしてしまう芸術家がいます。
それがアーティストのMathieu(マテュー)さんです。
落書きを上書きして清書?
大抵の場合、落書きの文字は、乱暴に書かれているため「何が書かれているのか」を読み取ることができません。
そこで、こんな手順で落書きをアートとして生まれ変わらせます。
1)落書きを上から塗りつぶす
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2)書かれた文字を判別し、美しい文字で書き直す
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簡単に言うと、見苦しい落書きを消して、読みやすくキレイな文字で書き直すという路上アート。
日本ではなかなか成立しそうにありませんが、判別できる文字で整然と描くことでアート感が出るのは事実です。
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落書きだらけのシャッターもこの通りです。
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ベルギーやオランダの街中に
実際に、この「落書きを上書きして路上アートにする」という試みはベルギーやオランダなどで行われています。
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もちろん、公共の場所に無断で落書きをする行為は、日本のみならず多くの国で禁止されています。
しかし、路上アートと称して、落書きを行う人は後を絶ちません。
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日本でも「落書きをキレイに消しても、また書かれる」といったケースが頻発する場所では、イラストを描いて「落書きしにくい環境を作る」といった試みがありますが、それに近い発想かもしれません。
「読めないから醜い」「読めるから美しい」と、簡単に区別できるものではありませんが、落書きを逆手にとるというアイディアは秀逸。
とは言え、「そもそも落書きをしない」というのが理想であることは言うまでもありません。