死が2人を分かつまで…愛し合う老夫婦に訪れた奇跡的な最期
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- METRO
アメリカのサウスダコタ州に住んでいた87歳のジャネットさんと、その夫だったヘンリーさん85歳。
互いに愛し合い、助け合ってきた2人は63年間連れ添ってきた夫婦でした。
そんな2人がわずか20分差で天国に旅立つという奇跡のような実話が明らかとなり、多くの感動を呼んでいます。
苦楽を共にしてきた2人の絆
ヘンリーさんは朝鮮戦争を経験した軍人。一方のジャネットさんは音楽家として活動していました。
そんな2人が出会い、互いに惹かれ合った末に結婚したのは1953年のこと。
※写真はイメージです
以来、63年間、楽しい時も大変な時も互いを支え合って生きてきました。5人の子宝にも恵まれ、幸せな結婚生活を送ってきたと言います。
しかし、年齢による「老い」は誰にでも平等に訪れるもの。2人も例外ではありませんでした。
妻のそばにいたい夫は1日3回介護施設へ
ジャネットさんは長年、アルツハイマー病を患い、介護施設に入っていました。
一方のヘンリーさんは前立腺がんを患い、病院に入院。晩年、2人は一緒に暮らすことができない状態だったのです。
しかし、ヘンリーさんは「少しでも妻のそばにいたい」という思いから、多い時で1日に3回も介護施設を訪れるなど、精神的にジャネットさんをサポートしていたと言います。
自分が妻よりも先に逝くわけにはいかない
ヘンリーさんはそんな思いだったのかもしれません。
※写真はイメージです
妻が天国へと旅立った同じ部屋で…
そして、運命の2016年7月31日。容体が急変したジャネットさんの元に、ヘンリーさんと息子さんが呼ばれます。
ほどなくして、ジャネットさんは静かに息を引き取りました。
最後の瞬間を見届けた息子さんは、父親であるヘンリーさんにこう言葉をかけたそうです。
「父さん、もう闘わなくてもいいんだよ」
「これ以上、頑張らなくてもいいんだ」
笑顔で頷いたというヘンリーさん。そして、息を引き取ったジャネットさんを見ると、同じ病室で静かに天国へと旅立ったと言います。
ジャネットさんが亡くなってから20分後の出来事でした。
63年という長い年月を一緒に生きてきたヘンリーさんとジャネットさん。最期の瞬間が20分しか違わなかったという事実は、互いの信頼の証かもしれませんし、単なる偶然かもしれません。
それでもきっと2人は天国でまた出会い、一緒に安らかな時間を過ごしているような気がします。
※写真はイメージです