2歳の息子に『トロッコ問題』で哲学を教えてみた→その発想はなかったわ…
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あなたは、倫理学の『トロッコ問題』をご存知でしょうか。
突然、電車が制御不能になってしまい、このままでは前方の線路で作業している5人の方を轢いてしまう。
そんな時、あと少しで分岐器にさしかかることに運転手は気付く。分岐器を使えば、分岐で線路を変更できるのだ。
しかし、変更できる分岐先には、1人の作業員がいる。線路を変更した場合、5人は助かるが、1人を轢いてしまう…。
つまり、『5人の命を助けるために、1人の命を犠牲にすることは許されるのか?』という道徳的ジレンマを描いた問題なのです。もちろん、正しい答えは存在しません。
大人でも頭を悩ませてしまう『トロッコ問題』を、とあるお父さんは2歳の息子・ニコラスくんに出してみることにしました。
出典:YouTube
「止まらない電車はもうすぐ、線路にいる5人を轢いてしまう。
線路を変えることはできるけど、こっちには別の人がひとりいるんだ」
オモチャを使って、ニコラスくんに説明するお父さん。ニコラスくんは、真剣に話を聞いています。
「どっちの線路に行くか、選ばなければならないとしたら…どうする?」
2歳の子どもには難しい問題です。さて、ニコラスくんはどうするのでしょうか。
出典:YouTube
おっ!?ひとりの人を、5人の線路に移動させた!『トロッコ問題』としては反則ですが、子どもの回答なのでアリとします!
(なるほど!子どもらしくて、優しい考えだ!)
お父さんがそう思った次の瞬間…ニコラスくんは、衝撃的な行動に出たのです…!
…ワ、ワーオ……。
「子どもの純粋さって、時に怖い…」ポカーンとしながらそう思った、お父さんなのでした…。