秋季高校野球 ケガを負うも戦い続けた…「僕が諦めたら試合が終わってしまう」 By - grape編集部 公開:2016-09-16 更新:2018-05-08 高校野球 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージです 2016年9月14日に行われた第69回秋季北海道高校野球大会 旭川地区予選の2回戦「旭川高専×上富良野」の試合が注目されています。 試合は旭川高専が12対2で上富良野に6回コールドで勝利していますが、話題になっているのは上富良野の1人の選手のようです。 一時呼吸困難になるも、「早く試合がしたい」 その選手というのが捕手として試合に出場した土田朋輝選手(2年)。 土田選手は初回の守りで相手三塁走者と交錯。左胸を強く打った土田選手は担架で運ばれ、試合は約7分間中断となりました。 一時は呼吸困難にも陥っていたようですが、土田選手は「大丈夫です。早く試合がしたい」と話し、一塁手に守備位置を変え、気迫でグラウンドに戻りました。 しかし、その直後に今度は一塁ベース上で一塁走者と再び接触。今度は左足首を痛めてしまったようです。 土田選手は険しい表情を見せ、左足を引きずりながらもコールドが成立する6回までプレイし続けました。 一体なぜ、そこまでして土田選手はグラウンドに立ち続けたのでしょうか? 僕が諦めたら試合が終わってしまう 実は上富良野の登録選手は10人しかおらず、当日は1人が体調不良で欠席していたため、9人で試合に臨んでいたのです。 9人といえば、野球ができるギリギリの人数。つまり、土田選手がプレー不可能となるとその時点で没収試合となってしまいます。 また、正規の部員は4人しかおらず、残りの6人はバドミントン部などからの助っ人。秋の大会に単独出場したのは2年ぶりのことだったため、選手たちにとっては相当気合いが入った一戦だったようです。 土田選手は4人しかいない正規部員のうちの1人。 そのため、こういった想いが土田選手にあったようです。 せっかく助っ人にも出場してもらっている。なんとしても最後まで試合がしたかった スポーツ報知 ーより引用 野球部の単独出場を叶えるため、力を貸してくれた助っ人選手たちも試合に向けて、それなりの練習もしてきたはず。 自分たちのために一緒に戦ってくれている助っ人、そして土田選手同様に単独出場を夢見ていた正規部員たちのため、何としても最後まで試合がしたかった本当にその一心のようです。 無理を押してということもあって、世間からは賛否両論が見られた ケガをしてまでのプレイということもあって、更なる大ケガに繋がっていた可能性もある訳ですから、世間からは賛否両論様々な意見が見られました。 いろいろな意見はあると思うけど、個人的にはこういう話は好きだ 試合にかける意気込みは素晴らしい 大けがをしてたら、夏の大会に出られなくなる可能性だってあるし、無理はよくない 審判、監督がきちんと可否を判断したうえで続行なら良いと思う 美談ではないが、よく頑張った 土田くんが心底野球が好きな気持ちは伝わった 来年は試合に勝ちたい 初回のアクシデントの後も、3回に左前安打を放つなどプレイでもチームを引っ張った土田選手。 今回の試合を振り返り、単独チームで戦うことができて良かった。来年は試合に勝ちたいと、すでに気持ちは前を向いているようです。 とりあえずは痛めた部分の治療に専念してから、大好きな野球に打ち込んでほしいものですね。 元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました 「嬉しい報告があります!」長友佑都が妻・愛梨の妊娠を発表2017年9月2日、長友佑都さんがブログを更新。妻・愛梨さんが第一子を妊娠したことを発表しました。 出典 スポーツ報知 Share Post LINE はてな コメント
2016年9月14日に行われた第69回秋季北海道高校野球大会 旭川地区予選の2回戦「旭川高専×上富良野」の試合が注目されています。
試合は旭川高専が12対2で上富良野に6回コールドで勝利していますが、話題になっているのは上富良野の1人の選手のようです。
一時呼吸困難になるも、「早く試合がしたい」
その選手というのが捕手として試合に出場した土田朋輝選手(2年)。
土田選手は初回の守りで相手三塁走者と交錯。左胸を強く打った土田選手は担架で運ばれ、試合は約7分間中断となりました。
一時は呼吸困難にも陥っていたようですが、土田選手は「大丈夫です。早く試合がしたい」と話し、一塁手に守備位置を変え、気迫でグラウンドに戻りました。
しかし、その直後に今度は一塁ベース上で一塁走者と再び接触。今度は左足首を痛めてしまったようです。
土田選手は険しい表情を見せ、左足を引きずりながらもコールドが成立する6回までプレイし続けました。
一体なぜ、そこまでして土田選手はグラウンドに立ち続けたのでしょうか?
僕が諦めたら試合が終わってしまう
実は上富良野の登録選手は10人しかおらず、当日は1人が体調不良で欠席していたため、9人で試合に臨んでいたのです。
9人といえば、野球ができるギリギリの人数。つまり、土田選手がプレー不可能となるとその時点で没収試合となってしまいます。
また、正規の部員は4人しかおらず、残りの6人はバドミントン部などからの助っ人。秋の大会に単独出場したのは2年ぶりのことだったため、選手たちにとっては相当気合いが入った一戦だったようです。
土田選手は4人しかいない正規部員のうちの1人。
そのため、こういった想いが土田選手にあったようです。
野球部の単独出場を叶えるため、力を貸してくれた助っ人選手たちも試合に向けて、それなりの練習もしてきたはず。
自分たちのために一緒に戦ってくれている助っ人、そして土田選手同様に単独出場を夢見ていた正規部員たちのため、何としても最後まで試合がしたかった本当にその一心のようです。
無理を押してということもあって、世間からは賛否両論が見られた
ケガをしてまでのプレイということもあって、更なる大ケガに繋がっていた可能性もある訳ですから、世間からは賛否両論様々な意見が見られました。
来年は試合に勝ちたい
初回のアクシデントの後も、3回に左前安打を放つなどプレイでもチームを引っ張った土田選手。
今回の試合を振り返り、単独チームで戦うことができて良かった。来年は試合に勝ちたいと、すでに気持ちは前を向いているようです。
とりあえずは痛めた部分の治療に専念してから、大好きな野球に打ち込んでほしいものですね。