娘を持つ母が10年以上の拒食症を変えた 夫の一言「君のようになってほしくない」

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Marisa Svalstedt

10代の頃から拒食症を患っている、2歳になる女の子の母親マリサさん。

彼女は子どもの頃に体型のことを「クジラみたい」などとからかわれ、「自分に友達ができないのは体型のせい、もっと痩せなくては」と思い、徐々に拒食症へと陥ってしまいました。

幼い頃に受けた言葉は、長い年月をかけてマリサさんの心に深く刻み込まれていきました。「痩せていれば認められる」という感覚は、成長とともにますます強くなっていったそうです。

そして痩せるほど周りからの目が変わっていくように感じ、年頃の女性に成長したあとはモデルになって不安を解消していたそう。

モデルになって男性が言いよってくるようになりましたが、マリサさんの外見に惹かれて近づいてきた人はマリサさんの心を見ることはなく、「もっと綺麗でいて。スタイルを良くして」と求めました。そして拒食症が更に進行してしまったのです。

外見を評価されるほど、マリサさんは自分の「体型」以外に価値を見出しにくくなっていきました。「もっと細くならなければ」という強迫観念は、モデルとして活動する中でさらに強化されていったようです。

心を見てくれた夫との出会い

そんなマリサさんに希望の光が。それは現在の夫であるブライアンさんとの出会いでした。

ブライアンさんはマリサさんを心から愛しており、健康を気遣って「もっと食べたほうが良いよ」とマリサさんに言っていたそう。しかし、マリサさんは太ることが怖く、なかなかその通りには出来ませんでした。

それでもブライアンさんは責めることなく、マリサさんのそばに寄り添い続けました。拒食症が一朝一夕に治るものではないと理解したうえで、長い目で見守っていたのです。

ブライアンさんは拒食症にも理解があったため、口うるさく言うことはなかったのですが、二人が結婚して子どもができたことである変化が起きます。

自分を否定しないで

娘が生まれ、その子が2歳になったある日のこと。

娘の前で、いつもの通り「太るから食べたくない」「私ってクジラのようかな」と言ってしまっていたマリサさん。

子どもの頃から繰り返してきた言葉は、もはや無意識に口をついて出るものになっていました。それが2歳の娘の前でも変わらず続いていたのです。

そんな妻の様子を見たブライアンさんは、心を鬼にしてマリサさんにこう言ったのです。

マリサ、君は自分を責めるようなことは止めたほうがいい。僕たちの娘はどんどん成長し、今もお母さんである君のマネをしているだろう。

君がご飯を食べないと、娘も同じように食べなくなってしまうかもしれない。娘には身体が細いことがベストだと思ってほしくないんだ。

そして、自分を責めることが当たり前だとも思ってほしくない。

娘のために変わろうとした母の決意

自分を否定することが当たり前になっていたマリサさん。夫のその言葉に、娘が「自分の言動に影響されて育っている」という事実に気付かされ、思わず涙を流しながら謝ったそう。

10代の頃から積み重なってきた自己否定の習慣が、今まさに次の世代へと受け継がれようとしていた。その現実をブライアンさんの言葉が、静かに、しかし確かに突きつけたのです。

マリサさんは自身のブログで「娘には、私のように体型のことで惨めな思いをしてほしくない。体型が全てではないと知ってほしいし、ブライアンのような人の心を見てくれる男性と巡りあってほしい」と語りました。

今まで目をそらしてきた拒食症との戦い。簡単ではないかもしれませんが、愛する子どもが自分のようになってほしくないと気づいたマリサさんは、この戦いに打ち勝つことができるのではないでしょうか。

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出典
Marisa Svalstedt

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