職務質問のためにウソをつけ? 警官向けの教本内容に「あり得ない」との声
公開: 更新:


今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
『クローズアップ実務1 職務質問』という書籍の内容がTwitterで大きな話題になっています。
Amazonなどでも購入できる、この書籍は「職務質問の要領と着眼点」をイラストや文章で解説したもの。
出典:Amazon
この中に、車に乗っている人を職務質問し、車内点検を行いたい場合のテクニックとして、こんな方法が紹介されているのです。
「演出する」「シラを切る」といった表現が使われていますが、「ウソをつくこと」をテクニックとして紹介しているようにも見えます。
実際、これに近い経験をしたという人のツイートも!
こういったことがTwitterで拡散され、大きな波紋を呼んでいるのです。
もちろん、治安を維持するために職務質問そのものは必要な行為です。職務質問によって未然に防ぐことができた犯罪も多くあるでしょう。
しかし、そのような大義名分があったとしても、ウソをつくようなテクニックを使うことには疑問を感じずにはいられません。
クローズアップ実務1 職務質問