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職務質問のためにウソをつけ? 警官向けの教本内容に「あり得ない」との声

By - grape編集部  公開:  更新:

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『クローズアップ実務1 職務質問』という書籍の内容がTwitterで大きな話題になっています。

Amazonなどでも購入できる、この書籍は「職務質問の要領と着眼点」をイラストや文章で解説したもの。

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出典:Amazon

この中に、車に乗っている人を職務質問し、車内点検を行いたい場合のテクニックとして、こんな方法が紹介されているのです。

乗車させたままのでの職質は、急発進されて逃走・受傷事故にも発展しかねないので、早めに降車させて行う(そのテクニックは次の«注»を参照)。

«注»相手を降車させる方法として、尾灯等を軽く叩きながら、「片方切れているよ。ちょっと降りて確認して」などと、降りざるを得ない状況を演出する。降りてきたら、「ああ、ついたよ。接触が悪かったんだね」と、しらをきり職質に入る(所持品検査・社内検索等)

『クローズアップ実務1 職務質問』 ーより引用

「演出する」「シラを切る」といった表現が使われていますが、「ウソをつくこと」をテクニックとして紹介しているようにも見えます。

実際、これに近い経験をしたという人のツイートも!

こういったことがTwitterで拡散され、大きな波紋を呼んでいるのです。

  • 職務質問の方法に問題がある。これは違法捜査だ
  • オトリ捜査に当たるのでは?許されない
  • こうでもしなきゃ後ろめたい人は車から降りてこないんだろ
  • 治安の維持と引き換えの必要悪ってヤツだろう
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もちろん、治安を維持するために職務質問そのものは必要な行為です。職務質問によって未然に防ぐことができた犯罪も多くあるでしょう。

しかし、そのような大義名分があったとしても、ウソをつくようなテクニックを使うことには疑問を感じずにはいられません。

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出典
立花書房@CotyaDao

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