パーキングで一晩放置された車を発見 警察官が、違反切符を切ろうとすると?
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渋谷陽一さんが逝去 音楽誌『rockin’on』を創刊2025年7月22日、『ロッキング・オン・グループ』(株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパン)の代表取締役会長である、渋谷陽一さんが亡くなったことが分かりました。74歳でした。

経産省「大変危険です」 注意喚起に「知らなかった」「これは危ない!」2025年7月、経済産業省の製品事故対策室は、Xアカウントで「モバイルバッテリーを車内に放置しないでください」と、呼びかけました。
アメリカのウィスコンシン州にある、ウォーソー市での『ある出来事』。車の所有者と、警察官の判断が称賛されています。
車が一晩放置されていた理由
ウォーソー警察署で、駐車監視責任者として働いているジム・ヘルロッドさん。彼は、パーキングメーターが制限時間をひと晩分オーバーしている車を発見しました。
いつも通り、ヘルロッドさんは罰金の違反切符を切ろうとしました。しかし、車のワイパーの下に、1枚の紙があることに気が付きます。
そこには、次のように書かれていました。
書かれていた文章を一目見て、「車の所有者は車で来ながら、つい飲酒をしてしまったのだろう」とヘルロッドさんは察しました。
車の所有者は、飲酒運転をして多くの人を危険にさらすより、たとえいくらか罰金を払うことになっても、車を置いて歩くほうを選んだのでした。
そこで、ヘルロッドさんの下した決断は…。
寛大な心で、罰金は科しませんでした!
CBS Newsのインタビューに、ウォーソー警察署のコード・バークナー警部補は「警察署の総意として、車の所有者の判断に拍手を送る」と述べています。
車の所有者とヘルロッドさんの判断に、「賢い選択をした!」「もし罰金にしたら、今後罰金を避けるために飲酒運転をするようになったかも」「法律は人を守るためにあるのであって、殴るためにあるのではないからね」などのコメントが寄せられました。
車で出かけた時は、もちろん飲酒をするべきではありません。しかし、もし飲んでしまったら、「飲酒運転をしない」という選択をすることが大切ですね。
安全第一を考えた車の所有者と、広い心を持ったヘルロッドさんの判断が、人々の心を温めました。
[文・構成/grape編集部]