パーキングで一晩放置された車を発見 警察官が、違反切符を切ろうとすると?
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弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。

クラクションを鳴らすトラック 無人のはずが…「また1つ学んだ」「みんな知るべき」2025年8月9日、「今年の夏は特に暑いのでお願いなんですが…」という書き出しで、Xを通じて注意を呼びかけたのは、商用車メーカー勤務の@trucknakanohitoさん。トラックの荷台にまつわる、意味が分かるとゾッとする内容に、17万件以上の『いいね』が集まっています。
アメリカのウィスコンシン州にある、ウォーソー市での『ある出来事』。車の所有者と、警察官の判断が称賛されています。
車が一晩放置されていた理由
ウォーソー警察署で、駐車監視責任者として働いているジム・ヘルロッドさん。彼は、パーキングメーターが制限時間をひと晩分オーバーしている車を発見しました。
いつも通り、ヘルロッドさんは罰金の違反切符を切ろうとしました。しかし、車のワイパーの下に、1枚の紙があることに気が付きます。
そこには、次のように書かれていました。
書かれていた文章を一目見て、「車の所有者は車で来ながら、つい飲酒をしてしまったのだろう」とヘルロッドさんは察しました。
車の所有者は、飲酒運転をして多くの人を危険にさらすより、たとえいくらか罰金を払うことになっても、車を置いて歩くほうを選んだのでした。
そこで、ヘルロッドさんの下した決断は…。
寛大な心で、罰金は科しませんでした!
CBS Newsのインタビューに、ウォーソー警察署のコード・バークナー警部補は「警察署の総意として、車の所有者の判断に拍手を送る」と述べています。
車の所有者とヘルロッドさんの判断に、「賢い選択をした!」「もし罰金にしたら、今後罰金を避けるために飲酒運転をするようになったかも」「法律は人を守るためにあるのであって、殴るためにあるのではないからね」などのコメントが寄せられました。
車で出かけた時は、もちろん飲酒をするべきではありません。しかし、もし飲んでしまったら、「飲酒運転をしない」という選択をすることが大切ですね。
安全第一を考えた車の所有者と、広い心を持ったヘルロッドさんの判断が、人々の心を温めました。
[文・構成/grape編集部]