「僕はただ犬のために」 ホームレスの振る舞いが、多くの人の感動を誘った
公開: 更新:
ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
6年間、撮影した写真を1枚にすると? 光景に「泣いた」「鳥肌が立った」絵本の1ページのような家族写真を撮り続けている、Masaya(@88Masaya)さん。息子さんが生まれた2019年から毎年、ある場所で家族写真を撮影しているといいます。
オーストラリアのキャンベラにある大型スーパーマーケット。
※写真はイメージ
ここの店頭には大きなボックスが設置されています。
犬が尻尾を振って喜ぶものを!
こう書かれたボックスは、保護された犬のために食べ物やオモチャ、寄付などを募るためのもので、スーパーマーケットのオーナー、マニュエル・ザイラキスさんが管理しています。
地元で有名なホームレスのジョーが来店
ある日、マニュエルさんのスーパーマーケットに、地元では「ホームレス・ジョー」として知られる男性がやって来ました。
ホームレスであるジョーには住む場所も、食べる物もありません。
しかし、そんな彼が保護犬のためのボックスの前で立ち止まります。そして、その様子を見ていたマニュエルさんに、なけなしの5ドルを手渡したのです!
驚いたマニュエルさんは、ジョーにこう尋ねました。
「本当に寄付していいのかい?」
それに対し、ジョーはこう答えたそうです。
「ええ」
「僕はただ犬のために寄付しただけです」
この一連の行動に感激したマニュエルさんは、お金をボックスには入れず、メモと一緒にビニールに入れて保管しました。
そして、ボックスの中身を回収しに来たボランティアの女性キャロリン・キッドさんに、別に手渡しました。
寄付金に感激した女性がしたこと
ホームレスからの寄付金を受け取ったキャロリンさん。
最初は、その意味をよく理解していなかったため、マニュエルさんから受け取ったボックスの中身と一緒に、持ち帰りました。
しかし、事務所に戻って、中身の仕分けを行っていた時に、メモを確認し、その意味を理解します。
そして、ジョーさんの想いを少しでも多くの人にシェアしたいと、自身が運営する「Dog on the run」という犬の散歩代行サービスのFacebookアカウントで公開しました。
この投稿に、多くの称賛の声が寄せられます。
なけなしのお金を保護犬のために寄付したジョーさん。
その想いを受け止め、大切に手渡したマニュエルさん。
2人の想いをしっかりと受け止めて多くの人にシェアしたキャロリンさん。
3人が互いの気持ちを想像し、大切にしたからこそ広まった心温まるエピソードですね。
ちなみに、優しさのバトンで受け渡されたジョーさんの寄付5ドルは、きちんと保護犬のために使われたそうです。