手術の立会人に『おっさんレンタル』を頼んだ女性 来た男性が繰り返した言葉とは By - grape編集部 公開:2017-03-02 更新:2017-03-03 手術 Share Post LINE はてな コメント ※画像はイメージ 子宮に筋腫が見つかり、手術をすることになった『めんたい。』さん(@mentai5)。 全身麻酔を使った手術をする時、多くの場合は立会人が必要になります。家族や呼べるような友人が思い当たらなかったという彼女は、立会人として『おっさんレンタル』を頼むことにしました。 おっさんレンタルとは イケてると勘違いしているおっさんを1時間1000円からレンタル予約できるサービスです。雑談から内緒話(笑)、パシりまで、おっさんがあなたのニーズにお応えします。 お客様が利益を得る事、お客様が幸せにならない依頼はお断りしています おっさんレンタル ーより引用 おっさんレンタルを経営する西本貴信さんの本「おっさんレンタル日記」を読み、感銘を受けたことがそのきっかけだったそう。 彼女の手術は子宮全摘出という、とても大掛かりなもの。 手術を見知らぬ男性と乗り越えた、ちょっと変わったエピソードをご覧ください。 手術の立会人に『おっさんレンタル』を頼んだ 今回の手術の立会人に「おっさんレンタル」を頼んだ。 家族はいないし知人は店をやっていたりで、1時間千円で来てくれるマトモそうな人はそういないので依頼。 メールで「婦人科の手術の立会とかOKですか?」と問い合わせしたら、来てくれる人がいた。ええ…おっさんなのに婦人科大丈夫なのか、と逆に心配に。 迎えた手術当日。開始の30分ほど前に、本当に一人の男性がやってきてくれました。 その男性は、めんたい。さん曰く「私より生気のない47歳のおっさん」。キティちゃんのぬいぐるみを、お見舞いに持ってきてくれたそうです。 ※画像はイメージ 男性はあまり話すのが得意ではない様子。彼女がこれから受ける手術が子宮全摘出だということ知って青ざめました。 「子宮とっちゃうんですか?」「全身麻酔怖くないんですか?」と深刻に。私的に全く安心して納得できているという話をしたが、おっさんが落ち込んでいる。 おっさんの身上に話を向けたら、ご両親を若くして亡くして、たったひとりの妹さんも亡くなって身寄りはないとのこと。 「だから人のためになりたいんです」 男性の身の上話を、さらに聞いていった彼女。すると、なんと男性も現在入院中で、この日のために一時退院してきたというのです! …なにやってんの、帰って寝なよ、そして早い段階で断れよ。生気がある訳も、トークが弾む訳もない。絶句。 めんたい。さんは男性の心意気を賞賛しつつも、逆に心配になってしまったそう。 その後、看護師さんが迎えにきてくれました。いよいよ手術です。 事前に医者にはしっかりと説明を受け、子宮全摘出には納得しているというめんたい。さんに対し、不安にさせないために明るく振る舞ってくれる看護師さん。その様子に、男性は逆に戸惑った様子。 (女性が子宮を取るなんて…きっと辛いだろうにあんなに明るく振る舞って…)みたいな顔したおっさんに、手術室行きのエレベーター前まで見送ってもらい、手を振った。 「本当に怖くないですか?」今聞いてどうするという質問に「日本の医療は大丈夫ですよ!」って手をふってエレベーターは閉まる。 男性に見送られ、手術室に移された彼女。手術が開始されます。 手術…そして目が覚めると 次のページへ 1 2 おばあちゃんと柴犬の1枚 後ろを見ると…? 「涙が出る」「大切な時間」YASUTO(@yasuto8888)さんが投稿した、おばあちゃんと柴犬の福ちゃんの1枚に反響が上がりました。 夫「なんでみんな笑うんだ!」 散歩する犬の姿が?「これは仕方ない」「100点」「愛犬を笑われた」と怒る夫。妻が納得してしまった理由は…? 出典 @mentai5 Share Post LINE はてな コメント
子宮に筋腫が見つかり、手術をすることになった『めんたい。』さん(@mentai5)。
全身麻酔を使った手術をする時、多くの場合は立会人が必要になります。家族や呼べるような友人が思い当たらなかったという彼女は、立会人として『おっさんレンタル』を頼むことにしました。
おっさんレンタルとは
おっさんレンタルを経営する西本貴信さんの本「おっさんレンタル日記」を読み、感銘を受けたことがそのきっかけだったそう。
彼女の手術は子宮全摘出という、とても大掛かりなもの。
手術を見知らぬ男性と乗り越えた、ちょっと変わったエピソードをご覧ください。
手術の立会人に『おっさんレンタル』を頼んだ
今回の手術の立会人に「おっさんレンタル」を頼んだ。
家族はいないし知人は店をやっていたりで、1時間千円で来てくれるマトモそうな人はそういないので依頼。
メールで「婦人科の手術の立会とかOKですか?」と問い合わせしたら、来てくれる人がいた。ええ…おっさんなのに婦人科大丈夫なのか、と逆に心配に。
迎えた手術当日。開始の30分ほど前に、本当に一人の男性がやってきてくれました。
その男性は、めんたい。さん曰く「私より生気のない47歳のおっさん」。キティちゃんのぬいぐるみを、お見舞いに持ってきてくれたそうです。
※画像はイメージ
男性はあまり話すのが得意ではない様子。彼女がこれから受ける手術が子宮全摘出だということ知って青ざめました。
「子宮とっちゃうんですか?」「全身麻酔怖くないんですか?」と深刻に。私的に全く安心して納得できているという話をしたが、おっさんが落ち込んでいる。
おっさんの身上に話を向けたら、ご両親を若くして亡くして、たったひとりの妹さんも亡くなって身寄りはないとのこと。
「だから人のためになりたいんです」
男性の身の上話を、さらに聞いていった彼女。すると、なんと男性も現在入院中で、この日のために一時退院してきたというのです!
…なにやってんの、帰って寝なよ、そして早い段階で断れよ。生気がある訳も、トークが弾む訳もない。絶句。
めんたい。さんは男性の心意気を賞賛しつつも、逆に心配になってしまったそう。
その後、看護師さんが迎えにきてくれました。いよいよ手術です。
事前に医者にはしっかりと説明を受け、子宮全摘出には納得しているというめんたい。さんに対し、不安にさせないために明るく振る舞ってくれる看護師さん。その様子に、男性は逆に戸惑った様子。
(女性が子宮を取るなんて…きっと辛いだろうにあんなに明るく振る舞って…)みたいな顔したおっさんに、手術室行きのエレベーター前まで見送ってもらい、手を振った。
「本当に怖くないですか?」今聞いてどうするという質問に「日本の医療は大丈夫ですよ!」って手をふってエレベーターは閉まる。
男性に見送られ、手術室に移された彼女。手術が開始されます。
手術…そして目が覚めると