「またグローブを持って球場に」ネットで叩かれる少年に、山田選手がエール
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大谷翔平「嬉しく思います」 来春のWBCの出場表明に「涙が出た」「これは熱い」メジャーリーグ『ロサンゼルス・ドジャース』に所属する大谷翔平選手が2025年11月25日に、自身のInstagramを更新。2026年3月に開幕する野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』への出場を表明しました。ネット上では、多くの野球ファンから歓喜の声が相次ぎました。

「もうノーベル平和賞だろ」 大谷翔平が立ち上げた『財団』が…「素晴らしい」アメリカのプロ野球チーム『ロサンゼルス・ドジャース』に所属する大谷翔平選手が2025年11月22日、子供の健康を守る活動や、動物の保護に取り組む『大谷翔平ファミリー財団(SHOHEI OHTANI FAMILY FOUNDATION)』の設立を発表。多くの人から「本当に素晴らしい取り組み」「さすがスーパースター」と称賛の声が上がりました。
- 出典
- 日刊スポーツ






2017年3月7日に行われたワールドベースボールクラシック(以下、WBC)のキューバ戦。4回裏の日本の攻撃中に、問題のシーンが起こりました。
チャンスの場面で、ヤクルトスワローズの山田哲人選手が打った当たりは、レフトスタンドに向かってぐんぐんと伸びて行きます。
スタンドに入った!
誰もがそう思った瞬間、球審がタイムをかけてビデオ判定に。すると、スタンドイン直前に、グラブを持参していた少年が、手を伸ばしてボールをキャッチしていたことが判明します。
「少年が捕球していなければスタンドに入っていなかった」と判断され、山田選手のホームランは取り消され、二塁打となります。
結果的に、日本はキューバに11-6と勝利しましたが、一歩間違えれば、大問題になっていたかもしれないシーン。しかし、ファンはこの少年を許してくれませんでした。
インターネットに、少年の名前や通っている学校、自宅の場所などが晒され始めます。少年の自宅へのイタズラ行為が、正当な報復であるかのように行われる状況に、多くの人が心を痛めていました。
そんな中、当事者と言ってもいい山田哲人選手が8日のオーストラリア戦後「少年に対してメッセージを贈った」と日刊スポーツが報じました。
山田選手はどのようなことを語ったのでしょうか。
同じ野球を愛する者として…