「またグローブを持って球場に」ネットで叩かれる少年に、山田選手がエール
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夏の甲子園で初優勝した沖縄尚学 比嘉監督の言葉に「名将ですな」「一層有名になっていく」夏の『阪神甲子園球場』で行われた、『第107回全国高等学校野球選手権大会(通称:甲子園)』。2025年8月23日に行われた決勝戦では、沖縄県の沖縄尚学高等学校と東京都の日本大学第三高等学校が対戦しました。激闘の末に栄光を勝ち取ったのは、沖縄尚学。3対1で日大三高に勝利し、念願の初優勝を果たしました。

【2025甲子園決勝】 沖縄尚学が優勝! 夏制覇に「初優勝、おめでとう!」「感動をありがとう」107回目となる甲子園で、沖縄尚学が日大三との激闘を制し、優勝をつかみました。
- 出典
- 日刊スポーツ
2017年3月7日に行われたワールドベースボールクラシック(以下、WBC)のキューバ戦。4回裏の日本の攻撃中に、問題のシーンが起こりました。
チャンスの場面で、ヤクルトスワローズの山田哲人選手が打った当たりは、レフトスタンドに向かってぐんぐんと伸びて行きます。
スタンドに入った!
誰もがそう思った瞬間、球審がタイムをかけてビデオ判定に。すると、スタンドイン直前に、グラブを持参していた少年が、手を伸ばしてボールをキャッチしていたことが判明します。
「少年が捕球していなければスタンドに入っていなかった」と判断され、山田選手のホームランは取り消され、二塁打となります。
結果的に、日本はキューバに11-6と勝利しましたが、一歩間違えれば、大問題になっていたかもしれないシーン。しかし、ファンはこの少年を許してくれませんでした。
インターネットに、少年の名前や通っている学校、自宅の場所などが晒され始めます。少年の自宅へのイタズラ行為が、正当な報復であるかのように行われる状況に、多くの人が心を痛めていました。
そんな中、当事者と言ってもいい山田哲人選手が8日のオーストラリア戦後「少年に対してメッセージを贈った」と日刊スポーツが報じました。
山田選手はどのようなことを語ったのでしょうか。
同じ野球を愛する者として…