クシャッと捨てる前にちょっと待って 給与明細の項目あれこれ
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洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。
洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。
『支給』と『控除』には何が記載されているの?
『支給』項目には、『勤怠』時間を元に計算された基本給、各種時間外手当、また通勤手当などが記載されています。
資格手当、役職手当などがある会社ならば、資格を取る勉強を始めたり、昇級試験などにトライしてもいいですよね。仕事への頑張りが直接金額に反映されるなんて、やる気が出てきませんか。
また基本的に残業代、休日労働手当に関しては、通常の時給より25%~35%加算されているはずなので、特にたくさん働いたと思う月には1度計算してみることをオススメします。「こんなに手当がつくんだ!」と思うと、つらい残業や休日出勤も乗り越えられると思いますよ。(※就業規則により異なります)
『控除』項目も重要な項目です。「なぜ引かれなくてはいけないの?」という声をよく聞きますが、よくよく読むと、私たちに必要なものが控除されているのです。
所得税・住民税などの項目は、収入に対する税金分を企業側であらかじめ計算、支払してくれています。未納で後からまとめて請求…なんて困ることにはなりません。
他に控除されているものとしては、病気の時使用している健康保険料や退職後の失業保険などに使われる雇用保険、安心した老後を送るための厚生年金保険(※国民年金もふくまれています)などの、社会保険といわれるものです。
何気なく引かれているかもしれませんが、気付かないうちに社会人として国や自治体に税金や保険料をおさめているのです。「社会の一員として立派にやっているんだ」という自覚がわいてきませんか。
給与明細を見るといろいろなことがわかります。トラブルだけでなく、「残業計算を細かく丁寧にしてくれる会社なんだ!」「年齢関係なく資格があれば手当をつけてくれる会社なんだ!」と、会社に対する新しい発見があるかもしれません。
お金に対する認識や、社会人としての意識も高まる給与明細、ぜひ1度ゆっくり見てみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]