「このバス、あの場所に行きますか?」に運転手がキツい一言 その言葉にハッとした
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お湯の温度は… 消防局の注意喚起に「知らなかった」「本当に怖い」兵庫県尼崎市にある、尼崎市消防局のInstagramアカウントは同月1日、『ヒートショック予防法5選』と題して、動画を公開しました。
慌てて引き上げようとしないで 浴槽で家族がぐったりしていたら…「覚えておく」「大事」尼崎市消防局のInstagramアカウントは『浴槽からの救出方法』について動画で紹介。もし、浴槽でぐったりしている家族を見つけたら…。
- 出典
- @d_cessa
ほー(@d_cessa)さんの投稿したエピソードが、話題になっています。
乗客「このバスって、『〇〇』という施設に行きますか?」
ある日、投稿者さんが乗っていたバスの運転手にそう話しかけた、1人の乗客。
乗客のいう『〇〇』という施設は、その名称からはどのバス停で降りればいいのか、さっぱり見当がつかない場所でした。
「このバス、あの場所に行きますか」は過剰要求?
きっと乗客は、「バスの運転手なら詳しいだろうし、教えてくれるだろう」と思い、そう聞いたのでしょう。
すると、運転手はこう返しました。
運転手「それなら、『××』のバス停だと思います。
ですが、今後はきちんと調べて覚えてください。分からない運転手も多いから」
このやりとりを聞いて、「なかなかキツくいうなあ」と思った、投稿者さん。しかし、ふとこう思ったのだそうです。
(もしかして、これは過剰要求社会の一部なんだろうか?)
「あのバス停に行きますか?」ではなく「あの施設の周辺に行きますか?」と聞いた、乗客。無意識のうちに「運転手だから、周辺施設も把握しておくべき」という考えがあったのかもしれません。
投稿者さんは、自分含む多くの人が「運転手さんなら知ってそう」と思い、つい頼りすぎてしまっているのでは…と、ハッとしたといいます。
バスの運転手は旅客輸送の1つであり、運転や車内放送、ドアの開閉が主な業務です。当然ですが「周辺施設について詳しく知っておかなければならない」というわけではありません。
投稿に対し、ネット上ではいろいろな反応が上がっています。
また、現役の運転手からは「〇〇さんの家の近くに行きますか?とか、この病院まだやってますか?と診察券を見せられたりとか…普通にあります」という声も…。
運転手に限らず、働く人に対して「ほかのことも知っていて当たり前」ではなく、「知っている人でよかった、教えてもらえてありがたい」という考えでいたいものですね。
[文・構成/grape編集部]