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「昨日、農作業したんだけど」 あるキャスターの発言が、心に刺さる

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

アメリカの報道番組『KTVU』で、ニュースキャスターを務めるフランク・サマービルさん。

彼がFacebookに投稿したある主張が、大勢の関心を集めています。

フランクさんが多くの人に知ってほしかった『想い』をご覧ください。

昨日、私は数時間かけて農作業をした。

ブラシの掃除から給水ポンプの修理、庭木のせん定を済ませた。

イチゴとコショウを植え、約20キログラムの肥料をまいたよ。

作業を終え、私はヘトヘトになっていた。ヒザは痛いし、背中もズキズキする。

59歳の体に、この作業はつらすぎた。

私は心の中でこんな風に思った。

「今日は、とんでもない1日だった。これからゆっくり、体を休めよう」

でも、もう1つの考えが頭をよぎったんだ。

もしも、自分が移民だったとして、農場で働いていたとしたら?

農場で仕事をする人たちは、今日の私より何倍も働いている。

そしてそれは明日、明後日と、ずっと続いていく仕事なんだ。

どうやってモチベーションを保っているんだろう。とても骨の折れる仕事なのに、お金はあまりもらえない。

私を含めた多くの人が、本当の意味では彼らの大変さを理解できていないんじゃないかな。

だから、私はいまここで、スーパーに並ぶ色とりどりの野菜や果物を育ててくれる人たちに感謝を述べるよ。

いつも本当にありがとう。

おいしい野菜や果物を食べられるのは、あなたたちの大変な仕事のおかげだ。

機会があれば、私の文章を読んでいるあなたも、農場で働く人たちのことを考えてみてほしい。

私にとって、彼らはアメリカの『要』なんだ。

Frank Somerville KTVU ーより引用(和訳)

考えさせられる投稿に、多くの人がコメントを寄せました。

  • 私の両親は40年以上農作業を続けて、私たち兄弟を学校に行かせてくれました。
  • 確かに、毎日おいしい野菜や果物が味わえるのは、汗水流して働いてくれる人がいるからこそですよね。
  • 毎日農作業をしている者です。フランクさんの言葉に、明日からも頑張ろうと思えました。

フランクさんはアメリカの農場で働く移民を挙げていますが、日本人にとっては、農業で生計を営む人々のことだといえます。

日々の食事は、誰かの仕事で成り立っている…そう思うと、一食一食を大切にしなければならないと考えさせられます。


[文・構成/grape編集部]

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出典
Frank Somerville KTVU

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