飛行機内で渡された『紙ナプキン』 見た途端、女性の目には涙があふれた
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配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。

「急いで猫のふりをしたのかも」 飼い主が怖くなった光景がこちら猫のぽーくんは、飼い主さんが帰宅すると、まるで人間のように座っていたのでした。
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アメリカ在住のトリシア・J・ベルストラさんは、2017年の8月に、最愛の息子を失いました。
大切な家族の突然の死に、耐え難い苦しみを感じたことでしょう。ある日飛行機に乗っていた彼女は、ひどく気分が優れなかったといいます。
その機内で起きたある出来事をFacebookに投稿したトリシアさん。「いままで誰にもいえなかった」という一文から始まる、感動の物語をご紹介します。
※写真はイメージ
体調が悪いトリシアさんに、CA(キャビンアテンダント)が「大丈夫ですか?」と声をかけてきました。水を頼むと、別の若い男性CAが持ってきてくれたのだそう。
トリシアさんの体調を心配する男性CAに対し、彼女は「息子を埋葬するために故郷へ帰るの」と話しました。
男性CAは、トリシアさんに水とダイエットコーラ、そして氷の入ったグラスを渡し、お悔やみの言葉を述べました。
手が震えてうまく飲めないトリシアさんを、横に座っていた女性が手助けしてくれたといいます。
紙ナプキンに書かれたメッセージ
目的地に到着し、飛行機を降りようとしたトリシアさんを、呼び止めた男性CA。彼は悲しみに沈むトリシアさんに、1枚の紙ナプキンを渡しました。
そこにはびっしりと、長文のメッセージがつづられていたのです。
心のこもった言葉に、トリシアさんはあふれる涙をこらえることができませんでした。
飛行機で起きた素敵な出来事は、大勢の心に響きました。
『名前も知らない男性CA』の言葉に救われたトリシアさん。
これからの人生で、悲しみに襲われる日が何度も訪れるかもしれません。
ですが、そのたびに彼女はこの紙ナプキンを広げ、彼女の幸福を祈った1人の青年がいたことを、思い出すことでしょう。
[文・構成/grape編集部]