「僕、ママと結婚する!」 3歳の息子が宣言、切ないラストが待ち受けていた
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※写真はイメージ

母の手荒れを見た3歳児 ひと言に「笑ってしまった」「カサカサも悪くない」秋から冬にかけて、肌の乾燥がひどくなる筆者。 かかとや手指がカサカサになり、ひどい時にはかかとがひび割れ、指にはささくれができてしまうのです。 こまめに保湿クリームを塗るなど、ケアは心がけているのですが、毎日の掃除や料理...

夫と3歳息子が『デート』 妻に送られてきたLINEの内容が…「笑い止まらん」「パパ優しすぎ」子供は時に、自由奔放な言動で大人を困らせることがあるでしょう。2025年11月24日、3歳の息子さんが外出先で見せた姿をXで公開し、注目を集めたのは母親の、つばめ(@swallow5531)さんです。






60万部のベストセラー絵本『ママがおばけになっちゃった!』シリーズ。
交通事故で死んでしまったママが、おばけになって自分の子どもに会いにくる物語です。
シリーズの3作目となる『ぼく、ママとけっこんする!』をご紹介します。
「ママと結婚する!」息子の発言に、ママは
ある日、3歳のかんたろうは、ママに向かってこんな言葉をかけます。
心優しい息子の言葉に、感動したママの目からは涙があふれます。おばあちゃんに協力してもらい、2人は結婚式の真似ごとをしますが…。
作中で繰り広げられる、ママと息子のユーモアあふれるやり取りに、つい「クスッ」としてしまいますよ。
ママは「いつもそばにいるよ」といい、息子を抱きしめます。ところが、かんたろうが4歳の時に交通事故に遭い、ママは帰らぬ人となってしまうのです。
ママはおばけになり、かんたろうのそばに居続けます。そのまま流れるように月日は経ち、かんたろうは大人になるのですが…。
切なくも心温まるラストには、読者をハッとさせるとっておきの仕掛けがあります。
ママの『秘められた思い』に気付いた時…読者自身もかんたろうの気持ちになって、あるいは息子を思うママの気持ちになって、あふれる涙を抑えることができなくなるでしょう。
賛否を集めたシリーズ、作者の思い
作者であるのぶみさんは、本シリーズを刊行した際に、さまざまな感想をもらったのだそう。好意的なものが多い一方で、批判の声が寄せられることもあったようです。
幼い子どもにとっては理解しづらく、無意識に避けてしまいがちな『親の死』というショッキングなテーマに、あえて挑戦したのぶみさん。
そこには、生きることと死んでいくことの不思議さや尊さと向き合い、丁寧に描こうとする作者の姿がありました。
「子どもがいる人も、いない人も、ぜひ声に出して読んでほしい」と、のぶみさんは語ります。音読をすることで、また違った読後感を味わえるかもしれません。
子どもはもちろん、大人にとっても忘れがちな、当たり前の日々が訪れる幸せを感じさせてくれる1冊です。
講談社 のぶみ 著
『ぼく、ママとけっこんする!』
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[文・構成/grape編集部]