試合中、アジア人差別を受けたダルビッシュ その後の対応に「素晴らしい!」
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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- 出典
- @faridyu
アメリカ合衆国テキサス州のミニッツ・メイド・パークで、現地時間2017年10月27日にワールドシリーズ第3戦であるヒューストン・アストロズとロサンゼルス・ドジャースの試合が行われました。
この試合に出場していたドジャースのダルビッシュ有選手が受けた、『アジア人差別』が世界で話題になっています。
試合中にアジア人差別を受けた、ダルビッシュ選手は…
2回に先制ホームランを放ったのは、アストロズに所属するユリエスキ・グリエル選手。
その後、ベンチで談笑していたグリエル選手は、ダルビッシュ選手を見て両目の眼尻を人差し指で釣り上げる動作をしたのです。
また、その際に『チニート』と発言したとされています。
【チニート(チーノとも)】
スペイン語で『小さな中国人』という意味。アジア人を差別する意図で使われる。
グリエル選手の行動はネット上で拡散され、世界中から「とんでもない差別行為だ」「信じられない!」「恥ずべき行為」といったコメントが上がっています。
メジャーリーグの公式メディア『MLB.com』によると、グリエル選手は「キューバではアジア人を総じて『チーノ』と呼んでいる。悪意はなかった」と弁明しているとのこと。
29日に行われた面談の結果、グリエル選手は来季開幕から5試合の出場停止処分を科されたそうです。
ダルビッシュ選手がメッセージを投稿
今回の件を受け、ダルビッシュ選手は自身のTwitterにメッセージを投稿しました。
「非難するのではなく、学ぶことが大切」
試合中に人種差別を受け、ダルビッシュ選手はおそらく傷ついたことでしょう。しかし、多くの人に呼びかけたのは、優しさにあふれたメッセージでした。
ダルビッシュ選手のいう通り、ただ怒りに飲まれるのではなく、「人種差別はいけないことだ」「こういった行動は差別にあたるから、やめよう」といったことを、世界中の人が知るべきです。
今回の件を受け、グリエル選手をはじめとした多くの人が、新たな気付きを得ることを祈ります。
[文・構成/grape編集部]