「ヒーローがヒーローに会いに…」 大谷翔平がサプライズで訪れた場所は…?
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2025年1月30日、アメリカのプロ野球チーム『ロサンゼルス・ドジャース(以下、ドジャース)』に所属する大谷翔平選手がInstagramを更新し、ある場所を訪れたことを報告しました。
大谷選手がチームメイトのベン・カスパリウス投手、エメット・シーハン投手とともに訪問したのは、アメリカのロサンゼルス、パシフィック・パリセーズ地区にある消防署。
同月7日に発生した山火事『パリセーズ火災』の消火活動に尽力している消防士たちを激励したのです。
大谷選手の訪問に消防士たちが感激
ドジャースのユニフォーム姿で現れた選手たちは消防士と写真撮影をしたり、快くサインに応じたりして交流しました。
大谷選手は通訳を介さず、英語で「あなたたちの献身にただ感謝を伝えたいです。一生懸命頑張ってくれてありがとう。私たちは心から感謝しています」と伝えました。
またドジャースから『ロサンゼルス市消防局財団』へ35万ドル(約5千400万円)が寄付されました。
大谷選手は自身のInstagramに「私たちのヒーローに感謝」とつづり、消防士たちと一緒に写った写真を投稿。
ドジャースの公式Instagramは3人の選手が消防署を訪れたことを報告し、はしご車の運転席で笑顔を見せる大谷選手の姿も公開しました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
これらの投稿には3人の選手たちへの称賛や消防士たちへの感謝、また被災地の復興を願う声など温かいコメントが寄せられています。
・ヒーローがヒーローに会いに行ったんですね。ロサンゼルスの復興を祈っています。
・大谷選手の、人の痛みに寄り添う姿勢を尊敬します。
・消防士たちに、たくさんの喜びを与えてくれてありがとう。頑張っているヒーローたちへのご褒美だね!
消防署の人々の笑顔を見れば、大谷選手らの訪問がどれほど嬉しかったかが伝わってきますね。
同月16日、大谷選手は個人で50万ドル(約7千800万円)を消防士や山火事の被災者、動物たちのために寄付することを表明しました。
しかし、まさか大谷選手本人が消防署にやってくるなんて、消防士たちは予想もしていなかったのではないでしょうか。
大谷選手の「ただ感謝を伝えたい」という想いは、命がけで消火活動をしている消防士たちの心に確実に届いたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]