「ゴミのポイ捨ては絶対にダメ!」 その意味を痛感する写真に、言葉を失う
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
カナダ在住のアダム・ターンブルさんが、Facebookに投稿したこちらの写真。
2万5千件以上ものシェアを生んだ写真には、どんなメッセージが込められているでしょうか。
答えは、彼の手元にありました。
ポイ捨てが引き起こす、悲しい現実
川で釣りをしていた際に、胴の部分がえぐれ、痛ましい姿をした魚を発見したというアダムさん。
目を背けてしまいたくなる写真とあわせて、アダムさんは次のような言葉を投稿しました。
なんと、魚の胴に深い傷を負わせたのは、ペットボトルのラベル部分でした。
私たちにとってはありふれた、指でつまめる程度の小さなゴミだとしても、魚にとっては命を奪われてしまいかねない、危険な凶器となり得るのです。
魚の姿に衝撃を受け、心を痛めたアダムさんは「1人でも多くの人に写真を見てもらうことで、ポイ捨てに対する認識を改めてほしかった」と語ります。
ポイ捨てへの警鐘を鳴らした投稿に、600件以上のコメントが寄せられました。
・かわいそう。ゴミのせいで、こんなことになるなんて。
・いくら拾ってもゴミがなくならないのは、どうしてなんだろう。
・私たちが出すゴミが、野生動物にもたらす影響は計り知れない。
魚を始め、人間が軽い気持ちで捨てたゴミが原因となり、命の危機にさらされる野生動物たちは、世界中のいたる所に存在しています。
「自分で出したゴミは、責任を持って、ゴミ箱へ」…1人の青年が、世界に向けて発信したメッセージに、多くの人が考えさせられました。
[文・構成/grape編集部]