society

コンビニで『Hな雑誌』が買えなくなる?ミニストップの決断に、賛否両論!

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

※写真はイメージ

イオングループが運営するコンビニエンスストア(以下、コンビニ)、ミニストップ。

※写真はイメージ

全国に2200以上の店舗を展開するコンビニが、成人向け雑誌の取扱を中止すると発表し、話題になっています。

千葉市内から始め全国の店舗へ

2017年11月21日、ミニストップは次のような発表。

ミニストップ株式会社(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:藤本 明裕、以下:ミニストップ)は、国内のミニストップ全店(2017年10月末現在:2,245店)にて成人誌の取り扱いを中止いたします。

ミニストップ ーより引用

12月1日から千葉市内43店舗で成人向け雑誌の取扱を中止。2018年1月1日からは全国の店舗で販売を中止します。

同日、ミニストップの藤本明裕社長と熊谷俊人千葉市長が行った記者会見では、成人向け雑誌の取扱を中止した理由について、次のように語りました。

藤本社長は「子連れでの入店をためらうという声は以前からあった。社会インフラであるコンビニの使命として、誰でも安心して使える店づくりをする」と説明。

熊谷市長は「これを契機に、青少年や女性が快適に過ごせる取り組みが広がってほしい」と述べた。

産経ニュース ーより引用

子どもが目にする可能性が高いコンビニに、成人向け雑誌を置かないでほしい。

もともとこういった要望は、ミニストップに限らず、多くのコンビニに寄せられるといいます。

女性利用をこれまで以上に推進しようと、ミニストップが先陣を切って成人向け雑誌の取扱を中止しましたが、反響によってはほかのコンビニが追随する可能性も。

ネットには、「よく決断した。ほかのコンビニでも取扱を止めてほしい」という肯定的な意見の一方、否定的な意見も多く寄せられています。

隠せばいいというものではない

他社に先駆けて、成人向け雑誌の取扱を中止したミニストップには「素晴らしい決断だ」と多くの声が上がっています。

肯定的な意見

  • 「誰もが気軽に利用できる」というコンビニのコンセプトと、成人向け雑誌は合わないと思う。ほかのコンビニチェーンにも広がることを期待しています。
  • 子どもと一緒にコンビニに行くと、正直気になる。なくなってくれて、ほっとした。
  • 成人向け雑誌は、そういう本が好きな人が集う場所で売ればいい。コンビニで販売するような雑誌だとは思わない。

※写真はイメージ

一方で「隠せばいいというものではない」「なぜ区別されなければならないのか」といった否定的な意見もあります。

否定的な意見

  • 「成人向け」だとしても、立派な雑誌。違法というわけでもないのに、なぜほかの雑誌と区別しなければならないんだ。
  • 漫画にだって際どい表現はある。結局は大人が隠したいだけで、何の意味もないよ。
  • 小学生がスマホでもっとエグい画像を見る時代に何をいっているんだ…むしろ、そちらのほうを規制すべきでは?

「隠せばいいというものではない」という意見は、その通り。とはいえ、子どもも利用するコンビニでの販売に違和感を覚える人の気持ちも理解できます。

現在でも、コンビニで売られている成人向け雑誌は中身を見ることができないように、封がされているなど販売方法は工夫されています。時代と共に、扱う商品はもちろん、その販売方法も変化しているコンビニ。

今後、ほかのコンビニチェーンがどのような対応をとるかに注目が集まります。


[文・構成/grape編集部]

コージーコーナーの写真

「このケーキどうなるの?」 廃棄間際のスイーツを…「これは知らなかった」飲食店で食品ロスの危機におちいっている商品を買って『レスキュー』することができる、食品ロス削減アプリの『TABETE』に出会った女性。実際にレスキューしてみた結果?

『らくうぇる』の画像

半額シールが貼られた植物が実は… 業界初の試みに「知らなかった」諸事情で自分の手で管理できなくなった、観葉植物などを買い取って再生し、再販売するという事業で話題を集めているのが、観葉植物リサイクル店の『らくうぇる』。店主の佐藤正則さんに観葉植物のリサイクルを始めたきっかけや、植物のお世話のやり方についてうかがいました。

出典
ミニストップ産経ニュース

Share Post LINE はてな コメント

page
top