「店が最も黒字になる日」100万円分のおもちゃを購入した男性 その理由に感動
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置き配なのになぜ? 配達員が荷物を持ち戻ったワケに、ジーン置き配を指定したはずが、不在票が入っていて…。配達員の配慮に、胸がジーンとします。
『幸せな家族写真』の右側を見ると?「永久保存したい」「笑いすぎてむせた」フォトグラファーのマスダヒロシ(@Masuda_H)さんが、姉妹と両親の4人家族である、一家の記念撮影を担当した時のこと。お姉さんと両親がいる左側より、右側の次女に目が行く!?
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アメリカでは毎年11月の感謝祭の翌日の金曜日は、多くの店でセールが行われます。「1年で店が最も黒字になる日」という意味で『ブラックフライデー』と呼ばれるこの日は、大勢の人たちが買い物を楽しみます。
そのアメリカで2017年11月24日、ブラックフライデーの日に『シークレットサンタ』が現れて話題になっています。
この日、ニュージャージー州にある大手玩具店『トイザらス』へやって来たのは、チャーリーさんという男性。「息子のためのおもちゃを買いに来た」ということですが、彼が買ったおもちゃの量に店員は驚きます。
チャーリーさんはなんと見知らぬ人のために62個のおもちゃをレイアウェイ(取り置きサービス)として注文。合計金額は1万780ドル(約120万円)。
さらに子どもたちにおもちゃを寄付するためのキャンペーン『Toys for Tots』にも2千ドル(約22万円)を支払ったのです。
地域の子どもたちにクリスマスプレゼントを
チャーリーさんはCBSテレビのインタビューで、たくさんのおもちゃを注文した理由について答えています。
チャーリーさん:
ただ人々に喜びを届けたかったんです。それだけのことですよ。地域に恩返しがしたくて。
それが、私たち家族にとっても喜びとなるんです。
何も知らずに来店したお客さんたちは、孫や子どもたちのために選んだおもちゃの代金がすでにチャーリーさんによって支払われていることを知り、「まるで一足早くクリスマスが来たみたいです。とても感謝しています」と話していました。
アメリカではクリスマススピリットというものをとても大切にする習慣があります。
家族はもちろん、「すべての人たちが幸せなクリスマスを過ごせるように」と願い、寄付をしたりプレゼントを贈ったりします。みんなで幸せをシェアする、その優しい気持ちこそがクリスマスの精神といえるのでしょう。
まさに1か月早くやってきたシークレットサンタ、チャーリーさん。きっと今年のクリスマスには多くの子どもたちが、チャーリーさんからのクリスマスプレゼントを受け取って笑顔になることでしょう。
[文・構成/grape編集部]