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「生きていけません」 現役の運転士が書いた『路線バス業界の現状』が話題に

By - grape編集部  公開:  更新:

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毎日多くの人を乗せ、目的地まで運んでくれる路線バスの運転士。その業務はなかなかにハードなものだといいます。

現役の運転士であるかしけん(@Kashiken_N)さんが投稿した『路線バス業界の苦しい現状』が話題になっています。

現役運転士による『こんなにヤバイ!日本の路線バス』

画像クリックで拡大表示します。

路線バスの会社3つで働いた経験を元に、投稿者さんは運転士の苦しい現状を多くの人にうったえました。

給与が低いうえ、満足な休暇をもらうこともできず、日々疲れを蓄積していくばかり…その状態で、多くの人をバスに乗せなくてはならないといいます。

そして、劣悪な環境のせいでどんどん人が辞めてしまい、人員不足に…投稿者さんの環境では、各々の業務時間が増えてしまうという悪循環が起きてしまっているそうです。

【投稿に対するコメント】

・なぜ、日本を支えている人たちが低賃金で酷使されるのだろうか。

・こんな現状じゃ、バスの運転士のなり手がないですね。責任に対して給与が安すぎる。

・地元のバスは常に求人を出しているけど、そういうことなんだろうな。

・この状況で事故を起こさないのが不思議なくらいだな…。

・どの業界もそうだけど、人件費は報酬なのにコストとみなすからブラックになる。

【現役バス運転士からの声】

・うちの業界も似たような現状です。本当につらいです。

・中休勤務の時間は帰宅できないですし、拘束されている時間は給与が出れば…と思います。

・自分のところも超ブラックですが、「なんとかしたい」「なんとかできるはず」と思って行動しています…。

中には「嫌なら転職すればいい」「自分で選んだなら自業自得」という心ない声も。そういったコメントに対して、投稿者さんは「好きで入った業界なので、逃げるのではなく改善したい」と返答しました。

そして、投稿した意図についてこうコメントしています。

この業界から逃げるのではなく、現場が声を上げることで現状を知ってもらいたいと思いました。

オリンピックも控えていますし、一刻も早い改善を国に求めたいです。

私たち乗客がいまできることは、運転士の負担を少しでも減らすこと。

投稿者さんは、「バスを待つ時は『時刻の1分前』を目安に来てくださいね!駆け込み乗車も、遅延や事故の原因になってしまいます!」といいます。

運転士の労働環境が一刻も早く改善し、つらい思いをする人が減るよう祈るばかりです。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@Kashiken_N

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