『だるまさんが転んだ』は禁止! 公園で遊べない小5男子の訴えに、共感殺到
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
- 出典
- @HP5_Lv999
子どもたちが外で思い切り遊ぶ場所といえば、公園。
※写真はイメージ
多くの大人にとって、それは当たり前のことかもしれません。
しかし、最近の小学生にとっては『外で遊ぶ=公園』ではなくなってきているようです。もちろん、地域差はありますが、それでも公園は「遊びの場」ではなくなりつつあるという現実に、憤りを感じる小学生もいます。
小学生が公園で遊ぶと邪魔になる?
わさび(@HP5_Lv999)さんには小学5年生の弟さんがいます。遊び盛りの弟さんは、学校の友達と近所の公園で遊んでいました。
しかし、現在の公園は子どもが遊びやすい環境ではなくなっているようです。
以前は設置されていた大きな遊具が撤去され、小さな遊具と砂場、そして広場のみが残されました。広場はボール遊びが禁止されているといいます。
それでも弟さんたちは工夫をして、公園で遊ぼうと試みます。
が!!!
ことあるごとに、遊びをとがめられ、自由に遊ぶことができなくなっているのです。
※写真はイメージ
なぜなら周囲の大人からこんなことをいわれてしまうから…。
かけっこや縄跳びで遊ぶと
⇒ぶつかったら危ない!
自転車で遊べば
⇒転んだら危ない!
ゲームで遊べば
⇒公園でするものじゃない。最近の子どもは…。
大人数で『だるまさんが転んだ』をやれば
⇒邪魔だ。ほかでやれ!
水鉄砲やスポンジ弾の『ナーフ』で遊ぼうとすると
⇒苦情があったから学校が禁止している!
砂場で遊べば
⇒小さい子どもがいるのに危ない!
何をして遊んでも、大人から注意をされてしまいます。
この現状を「社会問題だと思う。子どもが遊ぶ場所をなくさないであげて」とツイートした、わさびさんに励ましの声が多く寄せられます。
・「危険だから」という理由で子どもの遊び場を奪っておいて、「最近の子どもは外で遊ばない」って文句をいうからな…大人は分かってない。
・子どもがインドアな遊びを好む原因の1つだと思う。何かさびしいよね…。
・いろいろな要因はあるのだろうけど、子どもが遊ぶ場所を確保することはとても大切だと思う。「危ないから」という理由でそれを奪った結果、失うもののほうが圧倒的に多いように感じる。
中には「その公園で大きな事故でもあったのでは?仕方のない側面もあるように感じる」といったコメントもありました。
また、一部の親が「ウチの子どもが公園の遊具でケガをした。責任をとれ」といったクレームをつけたことによって、やむを得ずに遊具を撤去したという可能性も否定できません。
それでも「外で思い切り遊びたい」と願う小学生から、自由に遊べる場所を奪ってしまうことには違和感を覚えます。
弟さんは同級生と一緒に、撤去される予定だった遊具にこんな貼り紙をしたといいます。
遊具を返せ。
遊ぶ場を返せ。
僕らの自由を返せ。
「本当の意味で子どものためになること」とは何なのか…子どものために大人が真剣に考え、議論すべきなのではないでしょうか。
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[文・構成/grape編集部]