おばあさん「優先席は譲りなさい!」 電車でそういわれ、事情を説明すると
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参観日のことを知らなかった母親 息子が伝えなかったワケに「涙が出る」羊の目。さんが、『参観日』という漫画を投稿しました。働く母親に迷惑をかけまいとする弟に、兄が伝えた言葉とは。

担任教師が飼育係を募るも決まらず… とった強行手段に「笑った」「もはや別の係だろ」あるクラスでは、係決めの真っ最中。担任教師が「飼育係をやりたい人は手を挙げて~」と呼びかけました。ただ、生徒たちからは、そもそも飼育係の必要性を疑う声も上がり…。
- 出典
- @mt_mitty
漫画家の大塚みちこ(@mt_mitty)さんのお兄さんには、最近『悲しい出来事』が起こったといいます。
お尻をケガしてしまったお兄さんは、外出する際もドーナツ型のクッションを持って移動しているのだとか。
その日も、クッションを持って電車に乗っていました。
(優先席が空いてる!よかった、これで座れるぞ)
優先席が空いているのを見ると、お兄さんはクッションを置き、ホッとひと息つきました。
すると、次の駅でおばあさんが電車に乗ってきたのです。
優先席に座っていたら、「席を譲りなさい!」といわれた男性
突然「譲りなさい!」といわれ、事情を話すと少しバカにされたような笑いかたをされたお兄さん。
しかも、周囲の人にこれらのやりとりを聞かれてしまい、居心地が悪くなってしまったそうです。
優しさの強制はほんまにしんどい。
日本人の気づかいとあいまいさを、俺は愛していきたい。
今回の出来事を通して、お兄さんはこう感じたといいます。
『優しさ』というものには、「ああしなさい」「こうしなくてはいけない」という定義はありません。
もちろん、自分で定義を決めることに問題はありません。ですが、自分の中の『優しさの定義』を他人に求めるのは、相手を不快にしてしまう可能性もあります。
お兄さんの言葉を聞いて、「優しさというのは、あいまいだからこそ素敵なんだろうなあ」と思ったという大塚さん。
あいまいという言葉はマイナスな意味で取られがちですが、『優しさ』という点では素敵なことかもしれませんね!
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[文・構成/grape編集部]