おばあさん「優先席は譲りなさい!」 電車でそういわれ、事情を説明すると By - grape編集部 公開:2018-02-08 更新:2019-03-02 大塚みちこ電車高齢者 Share Post LINE はてな コメント 漫画家の大塚みちこ(@mt_mitty)さんのお兄さんには、最近『悲しい出来事』が起こったといいます。 お尻をケガしてしまったお兄さんは、外出する際もドーナツ型のクッションを持って移動しているのだとか。 その日も、クッションを持って電車に乗っていました。 (優先席が空いてる!よかった、これで座れるぞ) 優先席が空いているのを見ると、お兄さんはクッションを置き、ホッとひと息つきました。 すると、次の駅でおばあさんが電車に乗ってきたのです。 優先席に座っていたら、「席を譲りなさい!」といわれた男性 兄が電車に乗った時の話。電車に限らず、やさしさというのは曖昧の上に成り立っているのかもしれない。曖昧だから強制されるとしんどかったりぶつかったりするけど、曖昧だからこそ許されるやさしさも人の世にはたくさん存在している。やさしさというのは曖昧だから素敵なのではと私は思います🙂 pic.twitter.com/7qALv7k02I— 大塚みちこ🌸敏感性自滅ガール😢発売中🙈 (@mt_mitty) February 7, 2018 突然「譲りなさい!」といわれ、事情を話すと少しバカにされたような笑いかたをされたお兄さん。 しかも、周囲の人にこれらのやりとりを聞かれてしまい、居心地が悪くなってしまったそうです。 優しさの強制はほんまにしんどい。 日本人の気づかいとあいまいさを、俺は愛していきたい。 今回の出来事を通して、お兄さんはこう感じたといいます。 『優しさ』というものには、「ああしなさい」「こうしなくてはいけない」という定義はありません。 もちろん、自分で定義を決めることに問題はありません。ですが、自分の中の『優しさの定義』を他人に求めるのは、相手を不快にしてしまう可能性もあります。 お兄さんの言葉を聞いて、「優しさというのは、あいまいだからこそ素敵なんだろうなあ」と思ったという大塚さん。 あいまいという言葉はマイナスな意味で取られがちですが、『優しさ』という点では素敵なことかもしれませんね! 大塚みちこさん記事一覧 [文・構成/grape編集部] 出典 @mt_mitty Share Post LINE はてな コメント
漫画家の大塚みちこ(@mt_mitty)さんのお兄さんには、最近『悲しい出来事』が起こったといいます。
お尻をケガしてしまったお兄さんは、外出する際もドーナツ型のクッションを持って移動しているのだとか。
その日も、クッションを持って電車に乗っていました。
(優先席が空いてる!よかった、これで座れるぞ)
優先席が空いているのを見ると、お兄さんはクッションを置き、ホッとひと息つきました。
すると、次の駅でおばあさんが電車に乗ってきたのです。
優先席に座っていたら、「席を譲りなさい!」といわれた男性
突然「譲りなさい!」といわれ、事情を話すと少しバカにされたような笑いかたをされたお兄さん。
しかも、周囲の人にこれらのやりとりを聞かれてしまい、居心地が悪くなってしまったそうです。
優しさの強制はほんまにしんどい。
日本人の気づかいとあいまいさを、俺は愛していきたい。
今回の出来事を通して、お兄さんはこう感じたといいます。
『優しさ』というものには、「ああしなさい」「こうしなくてはいけない」という定義はありません。
もちろん、自分で定義を決めることに問題はありません。ですが、自分の中の『優しさの定義』を他人に求めるのは、相手を不快にしてしまう可能性もあります。
お兄さんの言葉を聞いて、「優しさというのは、あいまいだからこそ素敵なんだろうなあ」と思ったという大塚さん。
あいまいという言葉はマイナスな意味で取られがちですが、『優しさ』という点では素敵なことかもしれませんね!
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[文・構成/grape編集部]