おばあさん「優先席は譲りなさい!」 電車でそういわれ、事情を説明すると
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夏休みに帰省した親子 電車が到着すると、見知らぬ人が声をかけてきて?数年前の夏休みに2人の娘さんを連れて帰省をした、あやこ(ayako_no_manga)さんは、その際に体験した出来事を漫画にし、Instagramに投稿しました。

高齢女性に、空いているレジを教えると… 意外な答えに「すごく分かる」「私もやる」スーパーマーケットで働くかたわら、接客業にまつわるエピソードを漫画に描いている、あとみさん。読者から寄せられた、レジでの体験談を漫画化し、公開しました。
- 出典
- @mt_mitty
漫画家の大塚みちこ(@mt_mitty)さんのお兄さんには、最近『悲しい出来事』が起こったといいます。
お尻をケガしてしまったお兄さんは、外出する際もドーナツ型のクッションを持って移動しているのだとか。
その日も、クッションを持って電車に乗っていました。
(優先席が空いてる!よかった、これで座れるぞ)
優先席が空いているのを見ると、お兄さんはクッションを置き、ホッとひと息つきました。
すると、次の駅でおばあさんが電車に乗ってきたのです。
優先席に座っていたら、「席を譲りなさい!」といわれた男性
突然「譲りなさい!」といわれ、事情を話すと少しバカにされたような笑いかたをされたお兄さん。
しかも、周囲の人にこれらのやりとりを聞かれてしまい、居心地が悪くなってしまったそうです。
優しさの強制はほんまにしんどい。
日本人の気づかいとあいまいさを、俺は愛していきたい。
今回の出来事を通して、お兄さんはこう感じたといいます。
『優しさ』というものには、「ああしなさい」「こうしなくてはいけない」という定義はありません。
もちろん、自分で定義を決めることに問題はありません。ですが、自分の中の『優しさの定義』を他人に求めるのは、相手を不快にしてしまう可能性もあります。
お兄さんの言葉を聞いて、「優しさというのは、あいまいだからこそ素敵なんだろうなあ」と思ったという大塚さん。
あいまいという言葉はマイナスな意味で取られがちですが、『優しさ』という点では素敵なことかもしれませんね!
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[文・構成/grape編集部]