銃乱射事件が起きたフロリダ州 『コンフォートドッグ』が集合、哀しみを癒やす
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猫「飯だ。いくぞ」犬「おう!」 ご飯前の2匹の姿に「戦いに挑む前かな」「いい目をしてる」犬のこめたくんと、猫のうにちゃんと暮らす、飼い主(@chimaki0328)さん。 ご飯を食べる前の2匹の様子をXに投稿し、反響を呼びました。

飼い主「え、そこで寝るの?」 猫が寝始めた場所が…「嬉しい悲鳴」「これになりたい」「え、そこで寝るの?1日が終わっちゃうんだけど…」飼い主(@katsuo779)さんと、愛猫のカツオちゃんの『幸せな休日の光景』が、話題になりました。
2017年2月14日、アメリカのフロリダ州パークランドの高校で、元生徒による銃乱射事件が発生。17人の犠牲者を出す惨事となりました。
この痛ましい事件の数日後、パークランドに全米各地から19匹の犬たちが集合。彼らは『ルーテル教会・チャリティ・K-9・コンフォート・ドッグ』に登録しているコンフォートドッグたち。
パークランドの学校関係者からの依頼を受けて、悲しみに包まれている学校の生徒や町の人たちの心を癒すためにやってきたのです。
犬たちはパークランドの学校や公園などを訪れました。愛らしい犬たちと触れ合ううちに、人々の表情は安らぎ、笑顔になっていきます。
『ルーテル教会・チャリティ・K-9・コンフォート・ドッグ』の犬たちは、子犬のころからコンフォートドッグになるための訓練を受けています。自分たちの任務をしっかりと理解しているため、彼らは人にかみついたり、吠えたりすることはないということです。
『ルーテル教会・チャリティ・K-9・コンフォート・ドッグ』のCEOであるティムさんは海外メディア『People』の取材にこう語っています。
安全であるべきはずの学校で起きた、あまりにも痛ましい事件。大切な人を失った人はもちろん、その地域に住む人たちはきっと、大きな不安や悲しみを抱えているはずです。
純粋な心を持つ動物たちは、言葉は通じなくても存在だけで私たち人間を癒してくれるものです。19匹のコンフォートドッグたちによって、パークランドの人々の心は温かい癒しに包まれたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]