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東日本大震災の翌日『オモチャ店で売れた物』 その理由に考えさせられる

By - grape編集部  公開:  更新:

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2011年3月11日に東北地方を襲った、東日本大震災。

東北地方では地震や津波によって家屋が倒壊し、数多くの死傷者が発生。そして、ほかの地域では間接的な被害が起こっていました。

震災により交通機関がマヒし、物流が滞ってしまいます。そのため、店に出ている商品を買い占める人が続出し、被災地ではないにも関わらず、食料不足になる家庭もありました。

東日本大震災の翌日、オモチャ店で売れた物

いまから7年前、オモチャ店で働いていたという言寺(@310_64)さん。

震災の翌日に言寺さんが店内を見ると、いくつかの品が売り切れていたといいます。

震災対策のために売れたのは、食品であるお菓子やベビーフード、防災道具のライトでした。

もちろん、「大人でも食べられますか」といってベビーフードを購入した人は、介護食にするために購入した可能性もあります。

ですが、アレルギー持ちの子どもの親が、限られた食べ物を確保するために必死だったと思うと胸が痛みます。

緊急時には、できるだけ本当に必要としている人の元にわたるよう気を付けたいですね。

そして、震災後に売れた物の中で言寺さんが驚いたのは『電池を使わないオモチャ』でした。

中には「不謹慎だ」「こんな時に遊ぶなんて」…そう思う人もいるかもしれません。

ですが、少しでも多くの人が笑顔でいることで、明るい気持ちが徐々に広がり、やがて笑顔の輪が大きくなるのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

出典
@310_64

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