東日本大震災の翌日『オモチャ店で売れた物』 その理由に考えさせられる
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参観日のことを知らなかった母親 息子が伝えなかったワケに「涙が出る」羊の目。さんが、『参観日』という漫画を投稿しました。働く母親に迷惑をかけまいとする弟に、兄が伝えた言葉とは。

絵を描けず苦しむ園児、数週間後…「目頭が熱くなった」「胸がキュッとなる」かつて保育士をしていた経験をもとに漫画を描いている、でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん。Xで『くじらの絵』と題した漫画を公開し、話題になりました。でこ先生が、お絵描きの授業を行った時のことです。園児の1人、だいちゃんが、クジラを描こうとしたのですが…。
- 出典
- @310_64
2011年3月11日に東北地方を襲った、東日本大震災。
東北地方では地震や津波によって家屋が倒壊し、数多くの死傷者が発生。そして、ほかの地域では間接的な被害が起こっていました。
震災により交通機関がマヒし、物流が滞ってしまいます。そのため、店に出ている商品を買い占める人が続出し、被災地ではないにも関わらず、食料不足になる家庭もありました。
東日本大震災の翌日、オモチャ店で売れた物
いまから7年前、オモチャ店で働いていたという言寺(@310_64)さん。
震災の翌日に言寺さんが店内を見ると、いくつかの品が売り切れていたといいます。
震災対策のために売れたのは、食品であるお菓子やベビーフード、防災道具のライトでした。
もちろん、「大人でも食べられますか」といってベビーフードを購入した人は、介護食にするために購入した可能性もあります。
ですが、アレルギー持ちの子どもの親が、限られた食べ物を確保するために必死だったと思うと胸が痛みます。
緊急時には、できるだけ本当に必要としている人の元にわたるよう気を付けたいですね。
そして、震災後に売れた物の中で言寺さんが驚いたのは『電池を使わないオモチャ』でした。
中には「不謹慎だ」「こんな時に遊ぶなんて」…そう思う人もいるかもしれません。
ですが、少しでも多くの人が笑顔でいることで、明るい気持ちが徐々に広がり、やがて笑顔の輪が大きくなるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]