男性が作った『ガンダム』 よく見ると?「ウソだろ…」「思わず拡大した」
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ウクライナ人女性が駅でパシャリ! 目を疑う1枚に「ヴィーナス像だ」「シルエットが美しい」日本の文化が好きで、2022年に来日した、ウクライナ出身のアニャ(@neti_jp)さん。 駅で撮影した写真をXに投稿したところ、1万件以上の『いいね』が寄せられました。
お湯の温度は… 消防局の注意喚起に「知らなかった」「本当に怖い」兵庫県尼崎市にある、尼崎市消防局のInstagramアカウントは同月1日、『ヒートショック予防法5選』と題して、動画を公開しました。
- 出典
- @seirei526
『ガンダム』シリーズに登場するモビルスーツをプラモデルのキットにした、『ガンプラ』。
説明書通りに作る『素組み』はもちろんのこと、塗装といった独自の加工を施す方法もあり、ものづくりの選択肢が多い点も人気の理由です。
アニメやゲームで動いていたモビルスーツが、自分の手元に立体で現れる…という経験は、老若男女を夢中にさせています。
『ガンプラ』…かと思いきや、正体に目を疑う人が続出!
セイレイ(@seirei526)さんも、『ガンダム』シリーズに心を奪われた1人。
1人の『ビルダー』として、自己流の方法で、さまざまなモビルスーツを立体化させているといいます。
2024年11月、セイレイさんがXで公開したのは、アニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でアムロ・レイが搭乗する『νガンダム』の完成写真。
きっと、ここまで読んだ人は、『ガンプラ』の写真だと思ったはず。しかし実際は、多くの人をあっと驚かせるものでした!
一度でも『ガンプラ』に触れた経験のある人ならば、写真を見て違和感を覚えたことでしょう。
…そう、これは市販されているプラモデルのキットではなく、ブロックのオモチャ『レゴ』で生み出した作品なのです!
『レゴ』は、一つひとつのブロックを組み立てて遊ぶアイテム。子供の頃に触れたあのブロックが、こんなにも立派なモビルスーツになるだなんて、驚きを隠せませんね。
セイレイさんによると、同年春からあせらず自分のペースで制作していたのだとか。なお、制作費用は30万円ほどかかったといいます。
自分の目を疑ってしまうような、セイレイさんの力作に、ネットからは「ウソだろ…?」や「思わず写真を拡大した」といった声が相次ぎました。
『レゴガンダム』について、制作者に聞いた
――制作のきっかけは?また、完成後の感想を。
2024年に『レゴ』を使った最初の作品が完成して、次の題材を探していました。
その際、ちょうど相互フォロワーのシュンさんとコラボのお話が出まして。シュンさんが、『ガンプラ』制作の世界チャンピオンになった時の作品を再現することに決めました。
コラボ作品ということで、シュンさんのデザインを『レゴ』でしっかり再現するため、少しも妥協しない作品にすべく、これまで以上の制作期間を設けていました。
結果、自分でも不満のない作品に仕上がっただけでなく、Xでの反応もこれまでで一番よかったことが嬉しかったです。
右下は、モデルとなったフォロワーの『ガンプラ』作品
――特にこだわったポイントは?
特にこだわったポイントは、やはり背部のファンネルでしょうか!
アシンメトリーのデザインはバランスを取るのが難しく、転倒やぐらつきのない安定した作品にするよう意識しました。
構造体を工夫するなど、見た目は同じでも密度を左右で変え、バランスがとれるように組み上げています。
背面のファンネル
――今後、『レゴ』を使った新作の予定はあるか。
2025年の年明けから、新たな制作に入るつもりですが、まだ題材は決めかねています。
引き続き『ガンダム』系でもいいのですが、「あえて『ガンダム』以外の大型制作をしても楽しいかな」とも思っています。
あらかじめパーツがそろっている『ガンプラ』と、いろんな形状のブロックを自由に組み立てることができる、『レゴガンダム』。
作り方はまったく違うものの、制作時の楽しさと、完成後に味わう達成感、そして見た人が感じる胸の高鳴りは同じといえるでしょう!
[文・構成/grape編集部]