先人たちの知恵に感心 川沿いに『桜』が植えられている理由とは? By - grape編集部 公開:2018-03-27 更新:2018-03-27 桜 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 昔から日本人の心を惹きつけてやまない桜。毎年、春になると、全国各地に桜の名所が大勢の花見客で賑わいます。 2018年3月17日には、東京で桜が開花したことを気象庁が発表。春の訪れに、誰もが心を躍らせました。 そんな東京の桜は、川沿いに多く植えられていることをご存知でしたでしょうか。 目黒川、神田川、石神井川、江戸川、荒川、隅田川、多摩川など、こんなにも多くの川沿いに植えられています。 ※神田川沿いの桜並木 なぜ、川沿いに桜が多く植えられているのでしょうか…その理由を、警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)が公式Twitterアカウントで紹介したところ、驚きの声が寄せられています。 今日はさくらの日です。我が家から見える桜もほぼ満開です。東京の川沿いに桜が多く植えられているのは、何故だかご存知ですか?それは、多くの人が花見に訪れ、自然と土手を踏み固めて大雨に負けない土壌をつくるためだといわれています。先人達の知恵には感心しますね。 pic.twitter.com/BwVhgzi5F4— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) March 26, 2018 多くの花見客が桜並木を歩くことで、自然と土手が踏み固められます。そうして、大雨に負けない土壌を作るため、昔の人々は川沿いに桜を植えていたのだとか。 「美しい光景だけでなく、安全まで残してくれてありがとう」 そんな気持ちにさせてくれる、こちらの豆知識。いまはもう技術の発達により、昔のような工夫は必要なくなりましたが、知っていると桜を見る目が変わりますね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @MPD_bousai Share Post LINE はてな コメント
昔から日本人の心を惹きつけてやまない桜。毎年、春になると、全国各地に桜の名所が大勢の花見客で賑わいます。
2018年3月17日には、東京で桜が開花したことを気象庁が発表。春の訪れに、誰もが心を躍らせました。
そんな東京の桜は、川沿いに多く植えられていることをご存知でしたでしょうか。
目黒川、神田川、石神井川、江戸川、荒川、隅田川、多摩川など、こんなにも多くの川沿いに植えられています。
※神田川沿いの桜並木
なぜ、川沿いに桜が多く植えられているのでしょうか…その理由を、警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)が公式Twitterアカウントで紹介したところ、驚きの声が寄せられています。
多くの花見客が桜並木を歩くことで、自然と土手が踏み固められます。そうして、大雨に負けない土壌を作るため、昔の人々は川沿いに桜を植えていたのだとか。
「美しい光景だけでなく、安全まで残してくれてありがとう」
そんな気持ちにさせてくれる、こちらの豆知識。いまはもう技術の発達により、昔のような工夫は必要なくなりましたが、知っていると桜を見る目が変わりますね。
[文・構成/grape編集部]