大学生「誰に許可を?」警察官「大家さんに」 明らかにウソなので、指摘すると?
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実家に住む20代前半の男子大学生。ある日、親の車を借りて車で出かけ、20時すぎに自宅マンションへと帰って来ました。
大学生の実家のマンションは、1階部分が駐車場になっています。
2階以上が住居となっているため、大学生は自宅の駐車場に車を止めようとしました。
すると…。
※写真はイメージ
ちょっといいかな!
暗がりから突然、現れた警察官が窓を開けるように指示。声をかけてきたのです。
大学生が「なんですか?」と聞くと、窓から顔を突っ込み、「どこに行っていたの?」と尋問を始めた警察官。どうやら飲酒運転を疑っているようです。
警察官に『逆質問』をすると、まさかのウソ!
大学生の実家マンションの近くには、大通りと交わるように『直進禁止』の路地があります。しかし、その『直進禁止』を無視するドライバーが多くいたため、警察官が頻繁に取り締まりを行っていました。
このことを思い出した大学生は「また、取り締まりをやっているんだ」と思いながら、警察官の尋問に対応していました。すると、あることに気付きます。
あれっ。
パトカーがマンションの敷地内にある駐車場に止まっている。
やましいことは何もなかった大学生は、反対に警察官にこう質問をしました。
マンションの駐車場にパトカーが止まってますけど、許可はとっているんですか?
これに対し、警察官は平然とこう返答します。
※写真はイメージ
大家さんにちゃんと許可をもらっていますよ。
これを聞いた大学生は驚愕します。なぜなら大学生の実家のマンションは賃貸ではなく、分譲だったから…。
つまり、このマンションに大家さんはいないのです!
大学生がこのことを指摘すると、急にうろたえ始めた警察官。「管理人さんだったかな」ととぼけたため「管理人さんもいませんよ」と伝えると、苦笑いをしながらパトカーに戻り、その場を去ってしまいました。
これは20年ほど前の話だといいますが、男性は当時をこう振り返ります。
確かに、直進禁止を無視する車が多く、交通事故が起こることも多い場所でした。
そういう意味では警察官が取り締まりをしてくれることを、マンションの住人は歓迎していましたよ。
ただ、勝手にパトカーを止めて、挙句の果てには「大家さんに許可をもらってる」とウソをつくのはどうかと思いましたね。
取り締まりのためにパトカーを止める場所がなかったのでしょう。もしかしたら、ほかにもそこにパトカーを止める理由があったのかもしれません。
それでも、痛いところを突かれた警察官が一般市民に平然とウソをつくことは、あまり美しい行為ではありません。せめて正直に「許可は取っていません」といったほうがいいような気もしますが…。
[文・構成/grape編集部]