栄監督のパワハラ謝罪会見 薬丸裕英が痛烈ダメ出し「開いた口がふさがらない」
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- 出典
- バイキング
2018年4月、世間を騒がせたレスリングの栄和人さんによるパワハラ問題。
内閣府に提出されたといわれる告発状によると、オリンピック金メダリストの伊調馨選手に対し「男子の合宿への参加禁止」「練習場への出入り禁止」といったパワハラが行われていたといいます。
この問題の責任を取る形で、栄和人さんはレスリング協会の強化本部長を辞任。6月14日には、栄さん自身による謝罪会見が行われました。
しかし、会見冒頭でパワハラの被害者や、関係者各位に対する謝罪こそあったものの、今回のパワハラについて「コミュニケーション不足によって生じた」「解釈の行き違い」と語るなど、違和感を覚える内容でした。
そうした栄さんの姿勢に、タレントの薬丸裕英さんが苦言を呈しています。
謝罪会見同日に放送された情報番組『バイキング』(フジテレビ系)では、厳しい言葉を並べ、栄さんを批判しました。
「謝罪会見のタイミング、おかしくない?」
薬丸さんは、番組中で謝罪会見のタイミングについて指摘。謝罪会見を行うより前に、すでにレスリングの指導に入っていることに疑問を投げかけました。
さらに、薬丸さんの指摘は続きます。
最後には「開いた口がふさがらない」と、呆れた表情を浮かべていた薬丸さん。その思いは視聴者の共感を集め、「まっくもってその通り」といった声がネット上に寄せられました。
・謝罪しているようで、本当の意味での謝罪ではないよね。
・薬丸さん、ガチギレじゃないですか。かくいう自分もそうですけど。
・これでは、何も解決しない。パワハラ問題は今後も起こるだろう。
薬丸さんが指摘したように、パワハラ認定から約2か月後に会見が開かれたことや、パワハラを「コミュニケーション不足」のひと言で片付ける姿勢など、多くの点で疑問が残った今回の謝罪会見。
レスリング協会に限らず、社会全体で問題視されているパワハラ問題だからこそ、より納得のいく対応と対策が求められます。
[文・構成/grape編集部]