スタバで注文した吃音の男性 渡されたカップを見て衝撃を受ける
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セブン-イレブンが『カスハラ対策』を実施 店員の名札を… 「いい判断」「もっと浸透して」『客』という立場を利用し、従業員に横柄な態度をとったり理不尽な要求をしたりするケースが後を絶ちません。 そういった行為は『カスタマーハラスメント(通称:カスハラ)』といわれ、接客業を中心にさまざまな職種で問題になっていま...
『アコム』の新CMにさまざまな意見 「シンプルに嫌すぎる」「別にアリだろ」2024年9月12日から、消費者金融業を営むアコム株式会社は、新CM『Acom Stories #01「妹の結婚式」篇』を放映開始しました。YouTubeに公開されたCMは、同年10月現在、1000万回再生を超え、大きな注目を集めています。
- 出典
- Tan Lekwijit
カジュアルな雰囲気と、種類豊富なコーヒードリンクなどが世界中で人気のスターバックス。しかしここ数年、アメリカのスターバックスでは店員の接客をめぐってさまざまな問題が起きています。
2018年5月には、黒人や移民に対する人種差別があったと非難された事態を受け、スターバックスはアメリカ国内の直営店を休業し、従業員に差別について学ぶ研修を行いました。
そのスターバックスでまた、1人の客が差別的な待遇を受けたとして問題となっています。
「ひどくバカにした態度」友人が怒りの投稿
ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるスターバックスを訪れたサムさんは、アイスコーヒーを注文。サムさんは吃音をもっており、言葉を発する時にどもってしまうことがあります。
店員に名前を聞かれた彼がどもりながら「サム」と答えると、店員はサムさんの真似をして、「オッケー。サ・サ・サ・サム」と聞き返したのだそう。
これだけでも非常に失礼に当たることですが、さらにサムさんは注文したコーヒーのカップを見てショックを受けます。なんとカップには彼の名前が『SSSAM』と書かれていたのです。
カスタマーサービスに訴えるも、的外れな返信が
この出来事に気分を害したサムさんは、スターバックスのカスタマーサービスにメールで苦情を伝えます。
ところが返ってきたのは、「名前の書き方によってお客様に失礼な対応だと感じさせてしまい申し訳ありません」という、まるで定型文のような謝罪の言葉と、5ドルのギフトカードだったということです。
この話を聞いたサムさんの友人であるタンさんは、自身のFacebookにカップの写真と共に一連の出来事について投稿。
このタンさんの投稿は一気に拡散され、数日後にスターバックスはFacebook上でサムさんに不適切な対応をした従業員を解雇したことを伝えました。またサムさんにも直接連絡を取り、謝罪をしたようです。
タンさんは今回の出来事についてFacebookでこうつづっています。
差別をする人たちは、差別を受けた人の心の痛みがどれほど大きなものか、きっと想像がつかないのでしょう。また意図的でなくても無意識に誰かを傷つけてしまっている可能性もないとはいえません。
これは決して他人事ではなく、私たちみんなが常に気を付けていなければいけないことです。意図せず間違ってしまったとしたら、誠意を持って謝罪すべきでしょう。
[文・構成/grape編集部]