子どもが品物を壊し、店員に謝った母親 聞こえてきた言葉に「信じられない」の声
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
grape [グレイプ] society
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いか子(@orion03orion)さんの体験談が、Twitterで話題になっています。
ある日、100円ショップで娘さんと一緒に買い物をしていたという、投稿者さん。
母娘での買い物中に、悲しい出来事が起こったのだといいます。
娘が人とぶつかり、品物を壊してしまった!すると、近くにいた人が…。
店内の通路が狭かったため、縦一列になって店を歩いていた2人。しかし、すれちがった際に、見知らぬ会社員の男性と娘さんがぶつかってしまいます。
その反動で娘さんは棚にぶつかり、陳列されていたガラス製品を割ってしまいました。
投稿者さんは、あわててぶつかった男性に謝罪。しかし、男性は品物が割れているのを見ると、謝罪もせず気まずそうな表情でその場を立ち去って行きました。
おケガはありませんでしたか?
優しく投稿者さんに声をかけたのは、駆け付けた女性店員。
投稿者さんが頭を下げながら「弁償させてください」というと、店員は「こちらの陳列が悪かったので、弁償は結構ですよ」と返しました。
お互いに頭を下げ合っていた、投稿者さんと店員。その最中、投稿者さんの耳に信じられない言葉が聞こえてきました。
ネットで『子どものしたことだから』っていい訳する母親が話題になったからかなー。
ああやって「私はちゃんとしてます!」みたいなアピールする母親多いよね。
※写真はイメージ
そこにいたのは、2人の若い女性客。彼女たちは投稿者さんをチラチラと見ながら、わざと聞こえるようにいっていたのです。
店員はフォローするように投稿者さんの背中をなで、「事故ですし、よくあることなので、気にすることないのよ!」といいました。
罪悪感にさいなまれながら店員にお礼の言葉を告げ、投稿者さんがその場を離れようとした、その時。
ほらねー!アピールはしても弁償はしなーい!
明らかに悪意を含んだいいかたに、投稿者さんは思わず反論したくなりました。
しかし、いい返すと『子連れ様』といわれかねないうえ、子どもに被害が及ぶかもしれないと思い、ぐっとこらえたといいます。
なぜ『母親』というだけで、咎められなければいけないの?
今回の出来事だけではなく、世の中の不条理について、投稿者さんはこのようにつづりました。
どうしたらいいんでしょうね。何かをしても、しなくても、子連れというだけで責められる。
母親というだけで一挙手一投足を監視され、非難されて、とても苦しいです。
もちろん、こういう人は極まれなのだと思います。
ですが、以前も芸能人が「母親が子どもをよそ目に電車内でスマホをいじるなんて」と、非難されていました。そのかたの、ご事情も分からないのに。
ほかにも同じような人はいるのに、『母親』というだけで咎められる…投稿者さんは、そんな現状に疑問を抱いていました。
同じことをしていても、父親の場合、あまり非難されているのを見かけないのが不思議だといいます。
個人的には、「人様のことをジロジロと観察して面白いんですか?」と聞きたいし、「そんな不躾な視線を、見ず知らずの他人に向ける、あなたご自身の礼節とは?」と思う。
そして、「人に悪意ある言葉を吐き捨てる、その不遜な態度は改めないのですか?」といいたい。
母親の行動を監視する目を、ご自身の行いにも向けていただきたいです。
謝罪の言葉もなく、その場を立ち去った男性や、心ない言葉を投げかけた2人の女性に、心を傷付けられた投稿者さん。
最後に、投稿者さんは温かい言葉をかけ、割れた品物の掃除をしてくれた店員に対して「あなたのような、優しい店員さんに出会えたことが救いです」とつづりました。
投稿はまたたく間に拡散され、子どもを持つ親やだけではなく、若い人たちからも反響が上がっています。
・子連れの母親をいい返せない『弱者』だと思って、わざとやってると思う。弱いものいじめと同じ。
・他人を批判することで、優位に立ってるつもりなんでしょうね。
・女性2人組もひどいけど、子どもにぶつかって謝りもしない男性も最低。
・そういう人って、何をしても文句をいうと思いますよ。
・本当に、せめて店員さんが素敵な人でよかった…。
悲しいことに、中には「自分も似た経験があります」という声も。また、子連れの父親にも、似たような経験がある人もいるようです。
今回の場合、相手が若い人だったこともあり、子育ての大変さが分からなかったのでしょう。しかし、それが心ない言葉を発していい理由にはなりません。
※写真はイメージ
子育てをしやすい社会を作るには、一人ひとりが思いやりを持つことが、何より大切です。
他人に厳しい目を向けた場合、その『厳しい目』はいつか自分にも返ってくることでしょう。
「困った時はお互い様」「大変な時は支え合う」という気持ちで、優しい社会を作り上げていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]