「優しい世界ですね」 小学生たちの『人生ゲーム』のやり取りを見ていると?
公開: 更新:

※写真はイメージ

『夏休みの宿題』を初日に終わらせた小2娘 母親がチェックした結果に「早く終わったらいいってもんじゃないぜ…」夏休みの宿題を初日に終わらせた娘。しかし、母親がチェックすると…?

獣医を目指す小4娘が、取り組んだ自由研究 動物愛を感じるテーマに「花丸をあげたい!」小・中学生にとって、夏休みの醍醐味といえば、自由研究が挙げられるでしょう。自由研究と聞くと、学校に通っていた当時の記憶が蘇る人も多いはずです。小学4年生の娘さんを育てる、@aroma_chloveさんが、我が子が完成させたという夏休みの自由研究をXで公開したところ、大きな反響を呼んでいます。
- 出典
- @p_hana_p
子どものころに楽しんだ人も多いボードゲームの定番『人生ゲーム』。
ルーレットを回して車のコマを進め、受験や就職、結婚など、人の一生になぞらえたイベントをこなしながらゴールを目指すゲームです。
車に乗せるピンは男性と女性があり、進めかたによっては大家族になることもあります。
優しい世界
4年生の息子と男女の友達が人生ゲームで遊んでいる様子を見ていた、花(@p_hana_p)さん。
子どもたちのやり取りに「時代の変化を感じた」といいます。
どのようなやり取りがあったのかというと…。
結婚のマスに止まった女の子が、「私は女の子と結婚したい」と、コマに乗せるピンを男性ではなく女性にしてほしいといったのです。
結婚といえば「男女がするものだ」と子どもたちが考えて、女の子を非難する可能性もあります。
しかし、周りの子は「それは変だ」などということはなく、「はいはい、女の子ね」と普通に受け入れていたのだそうです。
多様性が認められ、選択肢の広い人生ゲームの遊びかたに、ネット上では優しいコメントが寄せられていました。
・友達が自然に受け入れているのがいいですね。社会全体がそうなるといいのですが。
・受け入れてくれる環境と友達がいることはいいですよね。
・すごく優しい世界。
・昔ではありえなかったことが、いまでは当たり前になっていることもありますよね。
まだ子どもだからこそ、性別をあまり気にしていないという面はあるのかもしれません。ただ、こういった柔軟な思考が、その後の考えかたに大きく影響を与えることもあります。
子どもだけに限らず、多くの世代が多様性を受け入れられる社会が求められているのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]