どの角度から見てもリアルな1羽の尾長鶏 実は By - grape編集部 公開:2018-08-27 更新:2023-04-13 クリエイターダンボール Share Post LINE はてな コメント 「すごい!」「生きているみたい」 Twitterで、多くの人を感動させているアート作品をご紹介します。 段ボールで作るリアルな生き物 話題になっているのは、オドンガー大佐(@odonger2)さんの作品です。 段ボールを使って制作された、驚きの作品をご覧ください! 段ボール尾長鶏 ダンボール尾長鶏 完成!!今持てる技術を、全てつぎ込みました今回のテーマは「密度」と「どこから見てもスキの無い造形」10月末から、都内某所で展示の予定です!それまでに台を木にして、什器と合わせて飾り付けの予定です続報を待て!!#オドンガー工作 #ダンボール工作 #ダンボールアート pic.twitter.com/wXSB9f8oYA— オドンガー大佐 〈シンクリ10/13〜10/21〉 (@odonger2) 2018年8月26日 どの角度から見ても、本物のよう…! 魂を込めて作られた、1羽の尾長鶏。丁寧に作られた一枚一枚の羽は美しく、目には力強さを感じます。 制作者さんは、尾長鶏のほかにもさまざまな作品を制作しています。 段ボール龍神 段ボールパグ リアルで美しい数々の作品は、どのようにして作られているのでしょうか。 制作秘話をインタビュー 制作者さんに、制作にまつわる詳しいお話をうかがいました。 ――段ボールで制作を始めたキッカケは? 始めたきっかけは、子どもと工作して遊んでいた時に、家に段ボールがたくさんあったからです。 子どもにザクのかぶり物を作ったのが最初です。 ザクとは、アニメ『機動戦士ガンダム』に出てくる、架空の兵器のことです。お子さんのために作ったという作品がこちら。 カッコいい!再現度の高さに驚いてしまいますね。 ――段ボールですべてのパーツを作る理由は? 段ボールはまったく伸びない、扱いにくい素材です。 その段ボールでどこまで曲面や柔らかい形が作れるか、チャレンジしています。 もう1つの理由は、ほかの扱いやすい素材を使うと戻れなくなりそうなので、段ボールのみでやるようにしています。 最近は、作品の一部に革を取り入れるなどの実験もしています。 ――制作にかかる時間はどのくらい? 作品によりまちまちです。『ミツクリザメ』は1日で作りました。 頭の中で形がしっかりイメージできている時は早いです。 半身を作る場合は、全身よりも難易度が劇的に下がるので、早いです。 最新作の『尾長鶏』は、約2か月です。一枚一枚の羽に切り込みを入れているので、ものすごく時間がかかっています。 小さな羽は約80カット、大きな尾羽は1枚約4千~5千カットしています。1枚の羽に1時間以上かかります。 根気のいる細かな作業を積み重ねて、美しい尾長鶏は完成したようです。 ちなみに制作者さんが1日で完成させたという『ミツクリザメ』がこちら。 額の中から飛び出すサメの、生き生きとした様子が伝わってきますね! ――特に楽しい作業や、大変な作業は? 1番楽しい作業は、貼って組み上げていく作業です。 どんどんできあがっていく様子を見て、モチベーションも上がります。 1番大変なのは、切り出す作業です。ほぼハサミしか使わないのですが、ダンボールは硬いので、切るのが何より大変で、腕が痛くなります。 特に羽や鱗など、同じモノをたくさん切り出すのは、なかなか進まず精神的にもつらいです。 作品を作るたびに右腕が太くなりつつあるという制作者さん。制作を始めたころと比べ、いまでは右腕が左腕より2㎝ほど太くなったのだそうです。 人々をハッとさせる作品には、真摯な姿勢でモノづくりを楽しむ、制作者さんの情熱がありました。 [文・構成/grape編集部] 『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が? レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」 出典 @odonger2 Share Post LINE はてな コメント
「すごい!」「生きているみたい」
Twitterで、多くの人を感動させているアート作品をご紹介します。
段ボールで作るリアルな生き物
話題になっているのは、オドンガー大佐(@odonger2)さんの作品です。
段ボールを使って制作された、驚きの作品をご覧ください!
段ボール尾長鶏
どの角度から見ても、本物のよう…!
魂を込めて作られた、1羽の尾長鶏。丁寧に作られた一枚一枚の羽は美しく、目には力強さを感じます。
制作者さんは、尾長鶏のほかにもさまざまな作品を制作しています。
段ボール龍神
段ボールパグ
リアルで美しい数々の作品は、どのようにして作られているのでしょうか。
制作秘話をインタビュー
制作者さんに、制作にまつわる詳しいお話をうかがいました。
――段ボールで制作を始めたキッカケは?
始めたきっかけは、子どもと工作して遊んでいた時に、家に段ボールがたくさんあったからです。
子どもにザクのかぶり物を作ったのが最初です。
ザクとは、アニメ『機動戦士ガンダム』に出てくる、架空の兵器のことです。お子さんのために作ったという作品がこちら。
カッコいい!再現度の高さに驚いてしまいますね。
――段ボールですべてのパーツを作る理由は?
段ボールはまったく伸びない、扱いにくい素材です。
その段ボールでどこまで曲面や柔らかい形が作れるか、チャレンジしています。
もう1つの理由は、ほかの扱いやすい素材を使うと戻れなくなりそうなので、段ボールのみでやるようにしています。
最近は、作品の一部に革を取り入れるなどの実験もしています。
――制作にかかる時間はどのくらい?
作品によりまちまちです。『ミツクリザメ』は1日で作りました。
頭の中で形がしっかりイメージできている時は早いです。
半身を作る場合は、全身よりも難易度が劇的に下がるので、早いです。
最新作の『尾長鶏』は、約2か月です。一枚一枚の羽に切り込みを入れているので、ものすごく時間がかかっています。
小さな羽は約80カット、大きな尾羽は1枚約4千~5千カットしています。1枚の羽に1時間以上かかります。
根気のいる細かな作業を積み重ねて、美しい尾長鶏は完成したようです。
ちなみに制作者さんが1日で完成させたという『ミツクリザメ』がこちら。
額の中から飛び出すサメの、生き生きとした様子が伝わってきますね!
――特に楽しい作業や、大変な作業は?
1番楽しい作業は、貼って組み上げていく作業です。
どんどんできあがっていく様子を見て、モチベーションも上がります。
1番大変なのは、切り出す作業です。ほぼハサミしか使わないのですが、ダンボールは硬いので、切るのが何より大変で、腕が痛くなります。
特に羽や鱗など、同じモノをたくさん切り出すのは、なかなか進まず精神的にもつらいです。
作品を作るたびに右腕が太くなりつつあるという制作者さん。制作を始めたころと比べ、いまでは右腕が左腕より2㎝ほど太くなったのだそうです。
人々をハッとさせる作品には、真摯な姿勢でモノづくりを楽しむ、制作者さんの情熱がありました。
[文・構成/grape編集部]