どの角度から見てもリアルな1羽の尾長鶏 実は
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- @odonger2
「すごい!」「生きているみたい」
Twitterで、多くの人を感動させているアート作品をご紹介します。
段ボールで作るリアルな生き物
話題になっているのは、オドンガー大佐(@odonger2)さんの作品です。
段ボールを使って制作された、驚きの作品をご覧ください!
段ボール尾長鶏
どの角度から見ても、本物のよう…!
魂を込めて作られた、1羽の尾長鶏。丁寧に作られた一枚一枚の羽は美しく、目には力強さを感じます。
制作者さんは、尾長鶏のほかにもさまざまな作品を制作しています。
段ボール龍神
段ボールパグ
リアルで美しい数々の作品は、どのようにして作られているのでしょうか。
制作秘話をインタビュー
制作者さんに、制作にまつわる詳しいお話をうかがいました。
――段ボールで制作を始めたキッカケは?
始めたきっかけは、子どもと工作して遊んでいた時に、家に段ボールがたくさんあったからです。
子どもにザクのかぶり物を作ったのが最初です。
ザクとは、アニメ『機動戦士ガンダム』に出てくる、架空の兵器のことです。お子さんのために作ったという作品がこちら。
カッコいい!再現度の高さに驚いてしまいますね。
――段ボールですべてのパーツを作る理由は?
段ボールはまったく伸びない、扱いにくい素材です。
その段ボールでどこまで曲面や柔らかい形が作れるか、チャレンジしています。
もう1つの理由は、ほかの扱いやすい素材を使うと戻れなくなりそうなので、段ボールのみでやるようにしています。
最近は、作品の一部に革を取り入れるなどの実験もしています。
――制作にかかる時間はどのくらい?
作品によりまちまちです。『ミツクリザメ』は1日で作りました。
頭の中で形がしっかりイメージできている時は早いです。
半身を作る場合は、全身よりも難易度が劇的に下がるので、早いです。
最新作の『尾長鶏』は、約2か月です。一枚一枚の羽に切り込みを入れているので、ものすごく時間がかかっています。
小さな羽は約80カット、大きな尾羽は1枚約4千~5千カットしています。1枚の羽に1時間以上かかります。
根気のいる細かな作業を積み重ねて、美しい尾長鶏は完成したようです。
ちなみに制作者さんが1日で完成させたという『ミツクリザメ』がこちら。
額の中から飛び出すサメの、生き生きとした様子が伝わってきますね!
――特に楽しい作業や、大変な作業は?
1番楽しい作業は、貼って組み上げていく作業です。
どんどんできあがっていく様子を見て、モチベーションも上がります。
1番大変なのは、切り出す作業です。ほぼハサミしか使わないのですが、ダンボールは硬いので、切るのが何より大変で、腕が痛くなります。
特に羽や鱗など、同じモノをたくさん切り出すのは、なかなか進まず精神的にもつらいです。
作品を作るたびに右腕が太くなりつつあるという制作者さん。制作を始めたころと比べ、いまでは右腕が左腕より2㎝ほど太くなったのだそうです。
人々をハッとさせる作品には、真摯な姿勢でモノづくりを楽しむ、制作者さんの情熱がありました。
[文・構成/grape編集部]