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「兄ががんになり、毎日泣いています」 小林麻耶さんが返した言葉に、涙

By - grape編集部  公開:  更新:

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2018年7月に一般男性と結婚し、同時に芸能界を引退した元フリーアナウンサーの小林麻耶さん。

引退後もブログの更新を続け、結婚後の日常をつづったり、寄せられたコメントへの返事を投稿したりしています。

同年10月22日、麻耶さんはある女性から寄せられた『悩み』への返答をブログにつづりました。

小林麻耶さんが、身内ががんの人へ贈った言葉

麻耶さんが返信したのは、ブログに寄せられた1通のコメントでした。

私の兄が「がん」になりました。その現実を受け止められず、私は、食事も摂れなく、毎日泣いてばかりいます。

兄は前向きに捉えて頑張る意欲です。両親も、そんな兄を支えて頑張っています。

私だけがめそめそ泣いてばかり。早く気持ちを切り替えて、励ます立場になりたいのですが、どうにもこうにも心が動いでくれません。

麻央さんのブログで、いつも笑顔でツーショットをみせてくれていた麻耶さん、どうやって気持ちを持っていっていましたか?

小林麻耶オフィシャルブログ ーより引用

2017年7月、麻耶さんの妹である小林麻央さんが、がんでこの世を旅立ちました。

夫と2人の子どもたちのため、頑張って病気と闘ってきた麻央さん。そして、そばで妹を支え続けた麻耶さん。

麻耶さんと同じく大切な肉親ががんになり、女性は前向きになる方法をこうして質問することにしたのでしょう。

身内ががんになった時、前を向くアドバイス

麻央さんのブログでは、麻耶さんはいつも笑顔を見せていました。しかし、お見舞いに行くたびに家で泣いていたといいます。

また、麻央さんの病室に入る前は、いつも気持ちを整えていたとつづりました。

日々弱々しくなっていく妹を前に、ずっと笑顔ではいられなかった麻耶さん。しかし、がんと闘う麻央さんはいつも明るく、前を向いていたことに気付きます。

起こってもいない未来のことを不安に思うより、「妹がいま生きている」ことを考えよう。

そう考えるようになってから、麻耶さんに『変化』が起こりました。

すると、、妹は生きている、有難いと、いう気持ちが溢れてきて、妹との時間を大切にしよう、いつも通り過ごそうと思えるようになりました。

ありきたりな言葉ですが、生きている、って凄いことだから。実感できると、力が湧いてきます。

人それぞれスピードがあるので、早く!気持ちを切り替えようと頑張らず、まずは泣きたいだけ泣いて悲しみたいだけ悲しむ。

それが、気持ちの切り替えの早道だと私は思います。

小林麻耶オフィシャルブログ ーより引用

日に日にやせ細り、抗がん剤の副作用で髪の毛が抜け落ちていく麻央さんを見て、麻耶さんは大きな不安を覚えたことでしょう。

そんな中、未来のことを考えずに『いまこの瞬間』を大切にするようにしたといいます。

また、悲しむのをガマンして無理に気持ちを切り替えるのではなく、あせらず自分のペースでいるのが重要だとつづりました。

今日は、妹の月命日。

ここで繋がっているから、妹もお空から応援していると思います。

妹のことを好きでいてくださる方、妹の宝、姪甥を大切に想ってくださる方、いつも本当にありがとうございます。

また、あの笑顔に会いたいです。

小林麻耶オフィシャルブログ ーより引用

空の上にいる愛する妹に向けて、「会いたい」と素直な気持ちをつづった麻耶さん。

麻耶さんと麻央さんの強い絆は、ブログを通して多くの人に勇気と笑顔を与えてくれたのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

出典
小林麻耶オフィシャルブログ

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