「非常に腹が立つ」 話題の『マナー』に、陶芸家が作品で反撃!
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
祖母のトイレで『箱』を発見した孫 光景に「盛大に吹いた」「違う、そうじゃないー!」@Lovekyun_Heroさんが、祖母の家に行った際のエピソードに、16万件もの『いいね』が寄せられ、話題となりました。
周囲の人々を不快にさせないために存在している、マナー。テーブルマナーやビジネスマナーなど、さまざまなシーンに「守るべき立ち振る舞い」があります。
人間関係を円滑にできて便利な一方、時には『過剰なマナー』にしばられて窮屈さを感じることも。
SNS上では、次のマナーに人々から非難が集中しました。
お酒をおちょこに注ぐ時、徳利の注ぎ口から注いではいけない。
※写真はイメージ
徳利の注ぎ口を使ってはいけない理由としては、「注ぎ口で酒を注ぐと、縁を切るという意味になってしまう」「昔は徳利の注ぎ口に毒を塗っていたこともあるため、注ぎ口以外で注ぐのが信頼の証」などが挙げられています。
しかし、信憑性に欠けることから多くの人が違和感を抱く事態に。
陶芸家からも反対の声が上がり、話題になっています。
陶芸家の作品を見てスカッとする人が続出!
『徳利のマナー』の定着に反対したのは、福岡県で活動している陶芸家の枯山水(@Karesansui_CW)さん。
徳利を作る側として看過できなかった枯山水さんは、こんな作品で『徳利のマナー』を打ち破りました。
「注ぎ口が…3か所もある!?」
花弁のような注ぎ口を持つ徳利。可憐な反面、「絶対に注ぎ口を使わせてやる」という枯山水さんの強い意志が感じられます!
枯山水さんは、「これはジョークグッズだ」としながらも、作品に込めた熱い想いを次のように語りました。
道具を作る人の想いを無視したマナーは、作者からすれば到底受け入れることのできないものでした。
枯山水さんがコメントと共に作品をTwitterで公開すると、たちまち大人気に!枯山水さんの姿勢や作品に、称賛の声が多数寄せられています。
【ネットの反応】
・痛快な意趣返しですね!
・不合理なマナーはいりません。本当、徳利の作者に失礼ですよ。
・マナーへの反発で生まれた作品だけど、それにしてもいいデザイン。
・結果的に、左利きの人にも優しいユニバーサルデザインになっていますね!
そのほか、「注ぎ口の形がツバキの種に似ているのでは」「ほかの花にも見える」という意見も。雅な形から徳利の購入希望者が殺到し、なんと販売も決定したそうです。
今回の出来事を通して、マナーとは何なのかを改めて考えたくなりますね。
[文・構成/grape編集部]