香典の相場はどれくらい?関係性によって金額は変わる!
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亡くなった人へのお供えものとしてや、葬式という急な行事の出費を助ける意味でも重要なのが香典です。
葬儀に香典を持っていくことで、故人へ感謝の気持ちを伝えることができます。
ただ、いざ必要になった時に、どれくらいの相場なのか把握できていない人や、香典に関するマナーが分からないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、香典の相場やマナーについても徹底解説するので、ぜひ参考にしてください。
香典とは?
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この記事を見ている人の中には香典がどういうものか分からないという人も多いでしょう。そこでまずは、葬式を行う時に用意する香典とは、一体どのような意味を持つのかを解説します。
初めて葬式に参列する人や、香典についてまだ知識を持っていないという人も参考にしていただき、香典について理解を深めておきましょう。
亡くなった人にお供えするためのお金
香典というのは故人へお供えする時に渡すお金のことを指し、お金は葬式の補填や、供養のためにお渡しするなど、さまざまな意味を持っています。
もともとは『香奠』という漢字で記されていたといわれており、お供えするものもお金ではなく、野菜などの食品が主流でした。かつては故人の親戚一同で食材を持ち寄りつつ、食材を使って食事を作るという文化だったそうです。
この文化が2024年現在でも残っており、時代が進むにつれて、徐々にお金を渡すように変わっていったとされています。
必ず用意しなくてはいけない?
香典を渡す時は、遺族の意向を必ず聞いたうえで渡すようにしましょう。葬式の施主や遺族によっては、香典を不要とすることも多くなっており、せっかく準備したのに不要となってしまっては本末転倒です。
もし不要の連絡などがなかった時は、しっかり相場の金額を準備しつつ、マナーをしっかり守ったうえで、香典を渡すようにしましょう。
香典の気になる相場は?
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知人や親族の葬式が行われることになり、いざ香典を準備することになったものの、どれくらいの金額を用意するべきなのか分からない人も多いでしょう。そこでここからは、葬式に参加する人の関係別に、相場の紹介をしていきます。
ある程度の相場を把握することで、香典に用意する金額で迷ってしまうこともなくせるので、ぜひ本項を参考に、香典のお金を準備してください。
親族の相場
最初に親族が用意する香典の相場を解説します。基本的には故人の両親や兄弟といった近しい関係の人は、約3万円~10万円ほどが相場です。
そして祖父母や親戚のおじやおばの場合だと、1万円~5万円ほどの相場となっており、両親や兄弟と比べて金額は下がる傾向にあります。香典は親族であっても関係性で用意する金額が変わることを把握しておきましょう。
また、葬式を開いた遺族側は、親族から香典をもらう必要がないと思った時には事前に連絡をしておき、「香典は不要」と伝えるといいでしょう。
友人の相場
友人や知人の場合は、両親や兄弟と比較して金額はかなり下がります。金額としては5千円~1万円ほどで、故人との関係が深い人であれば、1万円以上の香典を用意することもあるようです。
また、地域のしきたりによっても、香典で用意する金額は変わってくるので、故人との関係性も考慮しつつ、しきたりに合わせて金額を用意するよう心がけておきましょう。
仕事関係者の相場
最後に、故人がしていた仕事で関係がある人の相場を紹介します。こちらも友人が用意する香典の相場とほぼ同じで、5千円~1万円ほどです。
基本的に仕事での関係者が香典を用意する場合では、複数人でお金をまとめることも多いので、香典を用意する時はあらかじめ話し合いで用意する金額を決めておくのがおすすめでしょう。
香典を渡す時のマナーは?
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香典の相場について解説していきましたが、次に重要なのは香典のマナーです。
人によっては「お金が入った袋を渡すのにもマナーが重要なのか」と疑問を持つ人もいるかも知れませんが、やはり故人の供養と遺族の助けという意味もあるため、マナーも重要だといえます。
ここからは、香典にまつわるマナーのほか、香典袋を用意する時の作法なども解説していくので、香典に関するマナーや作法が分からない場合は、ぜひ本項を参考にしてください。
受付で渡す時は袱紗(ふくさ)に入れておく
香典袋を何にも包まない状態だと、香典を渡す時に飾りが乱れたり折れてしまったりなどで見た目が崩れてしまい、遺族からすると気持ちよく受け取れない状態になってしまいます。
香典を用意する時には、袱紗と呼ばれる布に香典袋を包んで持っていき、渡す直前に出すようにしましょう。袱紗に香典を包むことで、香典袋が折れたりシワが付いてしまったりというトラブルを回避でき、よりきれいな状態で香典を渡せます。
また、袱紗にはお金を渡す相手に敬意を示すという意味も込められているので、故人への供養という意味でも袱紗はとても重要なのです。
受付がない場合は直接渡す
香典は基本的に受付から渡すのがマナーですが、葬式の内容によっては受付が存在しないこともあります。
どうやって香典を渡すべきか分からず、結局渡せないまま葬式が終わってしまい、故人や遺族に対しても失礼になってしまうこともあるのです。
実は受付がなかった場合は、遺族にひと言お悔やみの言葉を述べつつ、直接香典を渡すのがマナーとなっています。そのため、受付がなかったという場合でも焦らずに、故人の遺族を探して直接渡すことで、故人への供養や遺族への敬意を表せるのです。
郵送で香典を送る時は手紙も用意する
葬式に参列したいものの、開催する場所がかなり遠くて開催日時までに到着できそうにない場合は、香典を郵送で送るのがおすすめです。
しかし、この時もいくつかマナーがあり、注意しないと遺族や故人への失礼になってしまうので気をつけましょう。
郵送で送る香典袋の中には、必ず手紙を同封するようにしてください。手紙には故人へのお悔やみの言葉を述べつつも、遺族に向けて当日に参加できないことに関する謝罪の意思も伝えるようにしましょう。
そして、郵送で香典を送る時には、通常のポストに投函せずに、現金書留封筒に入れたうえで『現金書留』で郵送してください。こうすることで、なるべく早く遺族へ送ることができ、万が一トラブルがあった時でも補償してくれます。
他人から香典を預かった時のマナー
香典を渡す時には、本人から直接渡すのがマナーですが、故人との関係がそこまで深くない人であれば、代理で渡すことも可能です。
他人から香典袋を預かった時も同様で、故人とあまり親しくない関係の人であれば、代理として香典を渡せます。
もし他人から香典を渡すように預かった時には、受付から誰の香典なのかをしっかり説明したうえで、お悔やみの言葉も伝えておくようにしましょう。
香典袋にお金を入れる時の作法は?
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香典を渡す時には、香典袋にお金を入れる時の作法を覚えることも重要です。マナーを守れていない状態で香典を渡してしまうと、故人への供養や遺族への敬意を台無しにしてしまいます。
本項を参考に、ぜひ香典袋にお金を入れる時の作法を覚えてください。
お札は裏面が見えるように入れる
香典に入れるお金には向きが明確にあります。香典袋を開けてお札を出した時に、札の裏側が見えるようにしましょう。1札だけでなく、すべての札が裏側を向くようにしておくのが大切です。
香典袋の種類にもよりますが、基本的にはこの作法を守ることで、香典を渡す時に失礼なく渡すことができます。
袋の種類によってはお札を折る
香典袋には封筒タイプではなく、上包みでお金を入れるものもあります。そしてこの香典袋にお金を入れる時には、札を中央に置きつつ、間隔がきれいにそろうように意識しつつ、右から左の順番で札を折りましょう。
きれいに折れたら、香典袋を裏から見た時に、上の部分からかぶさっている状態になります。これには故人の家族が持つ悲しみを流すという意味も込められているので、上包みタイプの香典袋を使う時には、ぜひ参考にしてください。
相場を把握して失礼のないように香典を渡そう
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この記事では、香典の相場やマナーについて解説しました。香典のお金には、故人への供養や、故人の遺族への補填といった、さまざまな意味が込められており、決して雑に扱っていいものではありません。
だからこそ、この記事で紹介した内容を参考に、相場に見合った金額を準備しつつ、マナーをしっかり守って故人や遺族に失礼がないことを意識して、香典袋を渡すようにしてください。
[文・構成/grape編集部]