香典の相場はどれくらい?関係性によって金額は変わる!
公開: 更新:
森昌子の現在に、黒柳徹子がドン引き!? 引退を惜しむ声 森昌子(もりまさこ)さんは、日本を代表する女性歌手の一人で、女優としても活躍しています。60歳となった森昌子さんは2019年3月に、2019年末で芸能生活から引退することを発表。そんな森昌子さんのこれまでの活躍や、ネット上で話題となった黒柳徹子さんとの共演について詳しく見ていきましょう。
上白石萌歌と上白石萌音の大学にびっくり 「才色兼備すぎるでしょ」女優や歌手として活躍している上白石萌歌(かみしらいし・もか)さんと姉の上白石萌音(かみしらいし・もね)さんの大学や、姉妹エピソード、ツーショットが話題になるインスタグラムなど、さまざまな情報をご紹介します!
葬儀に参列する際、香典は重要な持ち物の1つです。
香典は亡くなった人にお供えするお金のことで、故人に感謝の気持ちを伝えるために用意します。
しかし、香典に包む金額の相場や、渡す際のマナーが分からないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、香典に関する基本情報や作法などを解説します。葬儀に参列することになった人や、マナーを確認したいという人は、参考にしてみてください。
香典とは?
※写真はイメージ
香典は葬儀に持参するお金のことで、亡くなった人への供養や葬式費用の補填など、さまざまな用途があります。
もともとは『香奠』という漢字で記され、故人の親戚一同で食材を持ち寄りつつ、食材を使って食事を作るという文化だったのだとか。
この文化が時を経て、徐々にお金を渡すように変わっていったとされています。
必ず用意しなくてはいけない?
香典は、遺族の意向を聞いた上で渡すようにしましょう。
葬式の施主や遺族によっては、香典を不要とする場合もありますが、基本的には渡すものとして心構えをしておくとよさそうです。
香典を用意する際は相場に見合うお金を準備し、マナーをきちんと守って渡してください。
香典の気になる相場は?
※写真はイメージ
「香典を準備することになったものの、どのくらいのお金を用意するべきなのかが分からない」という人も多いかもしれません。
ここからは、故人との関係性に応じた香典の相場について見ていきます。
相場を把握しておけば、香典に用意する金額で迷うことはなくなるでしょう。香典のお金を準備する際は、本項を参考にしてみてください。
親族の相場
香典は親族であっても、故人との関係性によって金額が変わります。
以下は、故人との関係に応じた香典の相場をまとめた表です。
故人の両親や兄弟など、近しい関係の人は約3~10万円ほどが相場です。
祖父母や親戚のおじやおばの場合は1~5万円ほどが相場で、両親や兄弟と比べて金額が下がる傾向にあります。
友人の相場
友人や知人の場合、香典の相場は5千~1万円ほどです。両親や兄弟などの場合と比較すると、金額がかなり下がります。
ただし、故人との関係が深い人であれば1万円以上の香典を用意しても構いません。そのほか、地域のしきたりによって金額が変わる場合があります。
故人との関係性を考慮しつつ、しきたりに合わせて金額を用意するよう、心がけておきましょう。
仕事関係者の相場
故人と仕事で関係があった人の場合は5千~1万円ほどで、友人が用意する香典の相場とほぼ同じです。
複数人でお金をまとめるケースが多いため、香典を用意する時は事前に話し合い、用意する金額を決めておくとよいでしょう。
香典を渡す時のマナーは?
※写真はイメージ
続いては、香典に関するマナーを見ていきましょう。
香典には故人の供養や遺族の助けといった意味が含まれるため、マナーを知っておくことも重要です。
本項では香典に関するマナーや作法に加えて、香典袋を用意する際の作法なども解説します。
香典袋は袱紗(ふくさ)に入れて持参する
香典は香典袋に入れ、袱紗と呼ばれる布に包んで持参し、渡す直前に袱紗から出しましょう。
袱紗に香典を包むことで、香典袋が折れたりシワが付いてしまったりすることなく、よりきれいな状態で香典を渡すことができます。
袱紗には「お金を渡す相手に敬意を示す」という意味も込められており、故人への供養という観点からも重要なアイテムです。
受付がない場合は遺族に直接渡す
香典は基本的に受付で渡すのがマナーですが、葬式によっては受付が存在しないこともあります。
受付がない場合は、遺族にひと言お悔やみの言葉を述べつつ、直接香典を渡すとよいでしょう。
故人の遺族に直接渡すことによって、故人への供養や遺族に対する敬意を表すことができます。
郵送で香典を送る時は手紙も用意する
都合によって、葬式に参列することが難しい場合は、香典を郵送することもできます。
郵送する際は通常のポストに投函せず、現金書留で郵送してください。なお、香典袋の中に必ず手紙を同封しましょう。
手紙は、故人へのお悔やみの言葉を述べつつ、遺族に向けて当日参加できないことを詫びる意思を伝えるのがベストです。
他人から香典を預かった時のマナー
基本的に、香典は本人が直接渡すことがマナーです。
ただし、故人との関係がそこまで深くない場合は代理で渡すこともできます。また、他人から香典袋を預かって、代理で渡すことも可能です。
香典を預かった場合は、誰の香典なのかを受付で説明し、お悔やみの言葉を添えるとよいでしょう。
香典袋にお金を入れる時の作法は?
※写真はイメージ
香典袋にお金を入れる際は、作法やマナーに沿って入れることも重要です。
マナーを守っていない状態で包んだ香典を渡してしまうと、故人への供養や遺族への敬意を台無しにしてしまいます。
以下の内容を参考に、香典袋にお金を入れる時の作法を押さえておきましょう。
紙幣は裏面が見えるように入れる
香典袋にお金を包む際は、香典袋を開けて紙幣を出した時に、裏側が見えるようにしましょう。
ここでいう『裏側』は、肖像が描かれていない面のことをいいます。
裏にする紙幣は1枚だけでなく、すべての紙幣を裏側にしておくことが大切です。
袋の種類によってはお札を折る
香典袋には封筒タイプではなく、上包みでお金を入れるものもあります。
上包みに香典を入れる時は、札を中央に置き、間隔がきれいにそろうように意識しながら、右から左、下から上の順番で折りましょう。
きれいに折れたら、香典袋を裏から見た時に、上の部分からかぶさる状態になっているかを確認してください。
この折り方には『故人の家族が持つ悲しみを流す』という意味が込められています。上包みタイプの香典袋を使う時には、ぜひ参考にしてください。
相場を把握して失礼のないように香典を渡そう
※写真はイメージ
香典のお金には、故人への供養や、故人の遺族への補填など、さまざまな意味が込められています。
マナーをしっかり守って、故人や遺族に失礼がないことを意識しながら、香典袋を渡すようにしてください。
当日出席できない場合は、知り合いに代理を頼んだり、郵送したりして渡すことも可能です。
その際も、施主や遺族に対するお悔やみの言葉を添えるなどして、寄り添いの気持ちを示すとよいでしょう。
[文・構成/grape編集部]