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飲み会のマナーは社会人の常識!新人が会食で注意すべき6つのポイント

By - grape編集部  公開:  更新:

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飲み会のマナーは社会人の常識!新人が会食で注意すべき6つのポイント

※写真はイメージ

「今週末に職場の飲み会が入っているけれど、マナーを気にしたことがないから分からない」

「飲み会で失敗したくないから、マナーを知っておきたい」

新人のうちは、職場での飲み会経験が少ないため、どのようなマナーがあるのか分からないという人もいるかもしれません。

職場の上司や取引先と飲み会をする機会に備えて『飲み会のマナー』を知っておくと、失敗を防げるでしょう。

本記事では、新人が知っておくべき『飲み会のマナー』を6つ紹介します。また、社会人なら知っておきたい『暗黙のルール』についても解説しました。

職場の飲み会で失敗したくない人は、ぜひ参考にしてください。

飲み会のマナーで新人が気を付けるべき6つのポイント

飲み会のマナーで新人が気を付けるべき6つのポイント

※写真はイメージ

職場の飲み会や会食で気を付けたいマナーはいくつかありますが、新人が特に気を付けるべきポイントは以下の6つです。

  • 時間
  • 座る位置
  • 乾杯時のグラスの高さ
  • お酌の注ぎ方
  • 食事のスピード
  • 会計時のお礼

新人のうちに『飲み会のマナー』を理解しておけば、いつ飲み会があっても恥ずかしくない状態で参加できます。

マナーをしっかり覚えて、飲み会を楽しみましょう。

時間

飲み会に参加する場合は、時間厳守です。新人、上司という立場は関係ありません。社会人のマナーとして、必ず時間を守りましょう。

特に大人数の飲み会では、1人が遅れるだけで開始時間が変わるため、店舗にも迷惑がかかります。事前にお店までのルートや到着までにかかる時間を調べ、確実に間に合うようにしましょう。

また、自身が幹事の場合は、終了時間を意識することも大切です。終了時間の前に締めの挨拶や、必要に応じてタクシーなどの手配を済ませ、速やかに店を出られるように心がけてください。

座る位置

新人の場合は、出入り口の近くに着席しましょう。出入り口に近い席を『下座』といい、飲み会では新人が座る席と考えられています。

下座では、料理やドリンクを渡したり、人の出入り時に立ったりと、周りの状況を確認しながら臨機応変に対応してください。

また、入り口から離れた席を『上座』といいます。取引先や上司との飲み会では、相手に上座を勧めましょう。

万が一、上座を勧められた場合は、一度断ったほうがスマートです。再度勧められたら「恐れ入ります」と伝えてから座りましょう。

乾杯時のグラスの高さや持ち方

乾杯時のグラスの高さは、目上の人よりも低い位置にしなければなりません。目上の人よりも高い位置で乾杯をするのは失礼にあたるため、必ず低い位置で持ちましょう。

また、グラスは基本的に両手で持ち、強い力でグラスをぶつけないようにしながら乾杯します。

グラスを片手で持ったり、大きい音を出して乾杯したりする行為を『マナー違反』と考える人も少なくありません。

乾杯の高さやグラスの持ち方を気にしていなかった人は、この機会に意識するとよいでしょう。

乾杯の後は、ひと口付けるのがマナーです。最初の一杯として、まとめてビールを注文されたが『お酒は飲めない』という場合は、形だけでもひと口付けると悪い印象を与えずに済むでしょう。

お酌の注ぎ方

お酌の注ぎ方にもマナーがあります。注ぐ前に必ず挨拶して「おつぎしましょうか」など、一声かけるようにしましょう。

飲み物の種類別の注ぎ方は、以下の通りです。

【瓶ビール】

  • 片手で瓶の底、もう片方の手で瓶のくびれた部分に手を添えて、両手で注ぐ。
  • 少し高い位置から注ぎ始め、角度を下げながらゆっくり注ぐ。
  • 泡はグラスの3割程度を目安にする。

【日本酒】

  • 片手で首の部分を持ち、もう片方の手を底に添えて注ぐ。
  • 飲みやすいように、グラスやお猪口の7~8割程度の量を目安に注ぐ。
  • ラベルが見えるようにして注ぐ。

【ワイン】

  • 正式には片手だが、不安な場合は瓶の底と胴の下部に手を添えて両手で注ぐ。
  • ラベルが手で隠れないように意識する。
  • グラスの3分の1程度まで注ぐ。
  • 注ぎ口がグラスに触れないようにする。

種類によって少しずつ注ぎ方が異なるため、上司がよく飲むお酒が決まっている場合は、覚えておくとよいでしょう。

食事のスピードと食べるタイミング

飲み会や会食の場では、食べる速度を周りに合わせるのがマナーです。周りよりも速く食べ終えると、急かしている印象になり気を遣わせます。

会食の際には、料理の感想や仕事のことを話しながら、同じペースで食事をしましょう。

また、食べ始めるタイミングは、基本的に目上の人が食事に手を付けた後です。

大皿料理から取り分けられそうなものがあれば、取引先や上司のぶんから順番に取り分けると、自然な流れで最後に食べ始められます。

しかし、人によっては取り分けられたくない場合もあるため、「お取りしましょうか」と、ひと言伝えるのが無難です。

会計時のお礼

上司や幹事に会計をしてもらった場合は、会計後に必ず感謝の気持ちを伝えましょう。上司や幹事が会計をしている間は、お店の外や離れた場所で待ちます。

支払っている姿を見られたくないというだけでなく、会計時に複数人で入り口付近にいると、ほかのお客様や店員の邪魔になるかもしれません。

外で支払いが終わるのを待ち、上司や幹事が出てきた後にお礼を伝えるのが無難です。

また、次の日にも再度お礼を伝えると、礼儀正しい人だと思ってもらえるでしょう。

飲み会の会話で注意すること

飲み会の会話で注意すること

※写真はイメージ

職場の飲み会では『緊張して何を話せばよいのか分からない』という人もいるかもしれません。

飲み会時の会話で注意すべきポイントは、以下の3つです。

注意点 特に気を付けるべきポイント
仕事の話をメインにする 職場の飲み会のため、仕事の話を中心にする。
積極的に聞く姿勢を意識する 普段、先輩や上司に聞きにくいことを質問できるチャンスのため、積極的な姿勢を意識する。
プライベートな内容には踏み込みすぎない プライベートに関する内容は完全にNGではないが、聞かれたくない人もいるため、限度を守る。

相手が話したくなるような話題を振り、積極的なコミュニケーションを意識すると上司や先輩との距離を縮められるかもしれません。

飲み会や会食で知っておきたい『暗黙のルール』

飲み会や会食で知っておきたい『暗黙のルール』

※写真はイメージ

飲み会や会食での基本的なマナーを解説しましたが、ほかにも、社会人なら知っておきたいマナーや『暗黙のルール』があります。

ここでは、特に新人の頃に迷いやすい『暗黙のルール』を3つ紹介しましょう。

6つのマナーと一緒に覚えておくと、新人でも飲み会の場にふさわしい立ち回りができます。

飲み会に適切な服装を意識する

職場の飲み会では、服装にも気を遣ったほうがよいでしょう。基本的には、男女ともにスーツやオフィスカジュアルであれば、目上の人にも失礼にあたりません。

男女別の、注意すべきポイントは以下の通りです。

【男性】

  • 襟付きのシャツを選ぶ。
  • 派手な柄の洋服は避ける。
  • デニムは履かない。
  • サンダル以外の靴を選ぶ。

【女性】

  • 過度に露出する服装は避ける。
  • ショートパンツやミニスカートは避ける。
  • つま先やかかとが隠れる靴を選ぶ。
  • 派手なメイクやアクセサリーは控える。

カジュアルすぎると、上司や取引先に対して失礼にあたります。

飲み会の種類にもよりますが、シチュエーションによって、フォーマルにしたり少しカジュアルにしたりするなど、TPOをわきまえましょう。

二次会の誘いを断ってもマナー違反にはならない

飲み会や歓迎会では、二次会を行うケースもあります。

「新人なのに断ったらマナー違反になるのではないか」と、不安に思う人もいるのではないでしょうか。

しかし、二次会の誘いは、断ってもマナー違反にはなりません。というのも、一般的に『二次会』は強制参加ではなく、さらに盛り上がりたい人が参加する会であるためです。

「アルコールが飲めないため、二次会に行っても楽しめない」という人や、次に予定が入っている人もいるでしょう。

その場合は、無理して参加する必要はありません。ただし、お礼を伝えずに帰るのは失礼にあたるため、きちんと挨拶をしてから帰宅しましょう。

『無礼講』は真に受けない

飲み会では、上司から「今日は無礼講で!」といわれることもあります。

しかし、無礼講だからといって、マナーを気にせずに飲んだり、失礼な発言が許されたりするわけではありません。

あくまでも、交流を楽しむための発言であるため、敬意を払いながらコミュニケーションを取りましょう。

仕事の時ほど堅苦しくなる必要はありませんが、相手を不快にさせないような態度で接することが大切です。

マナーを意識して飲み会を楽しもう

職場の飲み会では、グラスの持ち方や食事のタイミングなど、細かいマナーが多々あります。

すぐに慣れるのは難しいかもしれませんが、マナーを覚えておくと、取引先を含めた飲み会にも臆せずに参加できるようになるでしょう。

また、飲み会時の会話や服装にも、注意するべきポイントがあります。

同期や友人との飲み会であれば気にしなくてもよいのですが、上司や取引先もいる場合は失礼にあたるかもしれません。

服装などに対する不安がある場合は、事前に近しい先輩などに相談するとよいでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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