雪の中から救出された子猫 助けてくれた警察官にベッタリ その結果…
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人間を『ペット』だと思ってる? くつろぐ愛猫のポーズに『10万いいね』!「態度デカすぎて笑った」Xユーザーが「恐らく自分が『飼っている側』だと思っているうちの子を見て」という言葉とともに、愛猫の写真を投稿したところ、大きな反響が上がりました。

スマホの中に『撮った記憶のない写真』が? 真相に「めちゃくちゃ笑える!」「ベテランみたいだ」スマホの写真を整理していたら、見覚えのない『1枚』が?「この表情!」「世界征服を企んでいる顔だ」
2019年1月の出来事。アメリカ・ウィスコンシン州で警察官をしているマット・フロイセスさんはブラッドムーンを見ようとして外に出ました。するとどこかから猫の鳴き声が聞こえてきます。
彼は周りを見渡しますが、猫の姿は見えません。必死に助けを求めるように鳴き続ける声を頼りに探していると、約1mも積もった雪の下にある溝から鳴き声がしているのを発見。
「この下にいる!」
そう思ったマットさんが見つけ出したのは、溝の中で雪と石に挟まれて動けなくなっている子猫でした。
彼は子猫を抱き上げて、すぐに暖かいパトカーの中へ連れて行きます。すると子猫は安心したように、マットさんのそばで丸くなってくつろぎ始めたといいます。
マットさんは子猫をいったん警察署に連れて帰り、その後で動物病院に検査に連れて行くつもりだったのだそう。
ところが子猫がマットさんの帽子の中であまりにも心地よさそうにしているため、少しそのままお昼寝をさせてあげることに。
その後、病院での検査の結果、子猫が健康だということが分かったため、マットさんは子猫に最高の里親を見つけてあげようと考えていたのだとか。
ところが子猫にとって『最高の家族』は、もう見つかっていたようです。
警察署のFacebookによると、子猫は助けられてからずっと、マットさんのそばから離れようとしなかったのそう。
彼の肩や背中によじ登り、腕の中で丸くなり、マットさんを見つめる表情はまるで大好きな人を見ているかのよう!
さらに子猫の気持ちを代弁するかのように、これらの写真を見た人たちからマットさんへのコメントが殺到したのです。
・探しちゃダメよ!あなたが里親に名乗り出て。その子はあなたが大好きなの!お願い、その猫を引き取って!後悔しないから!
・人がペットを選ぶんじゃない。ペットが人を選ぶんだ。巡査、あなたは気付いていないかもしれないが、その猫はあなたを選んだんですよ。
・黒猫の飼い主としてはっきりいうわ。黒猫は飼い主に幸運を運んできてくれるのよ。
その後、警察署のFacebookには素敵なお知らせがアップデートされました。
子猫は晴れてマットさんの家族の一員となりました!
子猫は『ドーナツ』と名付けられました。初めて出会った瞬間から、ドーナツは自分にとって『最高の家族』はマットさんしかいないと分かっていたのではないでしょうか。
雪の中から助け出され、大好きなマットさんとずっと一緒に暮らしていけることになったドーナツ。強運なドーナツはきっとマットさんにたくさんの幸運を運んできてくれることでしょう!
[文・構成/grape編集部]