「夜道で女性に警戒されて傷付いた」 ゲイ2人の会話に「素晴らしい」「同意」の声
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- 出典
- @omoti194
「女1人で夜道を歩く時は、気を付けなさい」
子どものころ、大人にそういわれて育った女性は少なくないことでしょう。
男性に比べて力が弱い女性は、いろいろな犯罪の標的にされがちです。そのため人通りが少ない場所や、暗い場所を歩く際は周囲に警戒するよう呼びかけられています。
しかし『警戒される側』である男性の中には、「何も悪いことを考えていないのに、不審者のように扱われた…」とショックを受ける人も少なくないといいます。
「夜道で警戒されて傷付いた」というゲイに…
ある日、ゲイの友人とバーで会っていた、もちぎ(@omoti194)さん。
その友人はゲイであるにもかかわらず、夜道で女性に「化け物を見たかのように」警戒され、ショックを受けたと話しました。
その人が持つ属性から判断して、対処したり身を守ったりするのは悪いことではない。
初対面の人を見て得られる情報は、外見のみ。相手が何を考えているのか分からない以上、外見の情報で警戒してしまうのは仕方がないこと。
この件に限らず、生活を送っていると『男性の身体を持っている』『女性の身体を持っている』などの情報でいろいろな区別や判断をされるものです。
もちぎさんの投稿は拡散され、多くの人からコメントが寄せられています。
・こうやって考えてくれる人がいるだけで救われる人もいると思う。ありがとうございます。
・警戒されて男性が不快に思うのは分かるけど、その怒りは世間の犯罪者に向けてほしい。
・ほとんどの人がきちんとした人だって分かってるけど、一部の『ヤバい人』から身を守るためなんだ…。
・自衛したら「自意識過剰」、被害に遭ったら「自衛が足りない」と責められるこの理不尽さよ…。
・自分は女だけど、女性から警戒されたことがある。ショックだったけど、身を守るためなら仕方がないよね。
また、男性からは「男だって夜道は怖いから、警戒するのは悪いことじゃない」という声もありました。
お互いに異性の立場で考え、男性は「怖いから仕方がない」、女性は「ショックを与えるのは申し訳ない」と理解している人は多いようです。
「どうしてだろう?」と疑問を覚えた時は、相手側の立場で考えてみると『異なる属性を持つ人』との相互理解につながるかもしれません。
[文・構成/grape編集部]