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「クリムトのイメージが違いすぎるんだけど」 作者の予想外な姿に「待って」の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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オーストリアの首都ウィーンを代表する、19世紀末ごろに活躍した画家グスタフ・クリムト。金箔を使用した華やかな技巧に、多くの人が魅せられてきました。

男性が女性にキスをしている、クリムトの代表作『接吻』はあまりにも有名です。

繊細で鮮やかな作品から、作者のことを女性だと思う人も。

しかし、そんな想像を打ち壊す、衝撃的なクリムトの姿がSNS上に投稿され、反響が広がっています。

グスタフ・クリムトの予想外な一面

話題となった1枚の写真をご覧ください!

写真には、猫を抱き上げてニコニコしている男性の姿が…。

また、作業着なのかとても簡素な服装をしています。

このクリムトの写真に、さまざまな反応が寄せられました。

・ニャーーーン!まさかの猫ちゃんとの2ショット。

・結構衝撃的だった。イメージが変わる。

・この人がクリムト?ただの猫好きなおじちゃんでは…?

・猫を抱き上げると、みんな気が緩んでこんな顔になるからしかたがない。

・猫好きからすれば、好感度が上がる1枚。

オーストリア政府観光局の公式ウェブサイトでは、クリムトについて次のように説明されています。

グスタフ・クリムトは自分の作品のこと以外、自身についてはあまり語りたがりませんでした。輝かしい仕事の成功にも関わらず、クリムトは社会生活の中では自信が持てませんでした。彼はいつも青いスモック(仕事着)を身にまとい、頭髪は乱れ、出身地訛りのある身分の低い人の言葉遣いで話しました。オーストリアの皇帝からは勲章を授与されていましたが、クリムトは上流階級から無視されていました。彼は富裕な上流市民を顧客とした画家であり、その特徴は女性の肖像画に最も顕著に表現されています。

オーストリア政府観光局ホームページ ーより引用

上流階級を相手にきらびやかな作品を描きつつも、富裕層の色にはそまらなかったクリムト。写真1枚から、彼の生き様が読み取れるようですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
オーストリア政府観光局ホームページ

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