高齢女性を助けた『ヤマトの配達員』 後日、営業所に息子が来て?
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荷物を届けるため、街のあちこちの道をぬうように走る宅配のトラック。時には、人通りの少ない道で思いもかけない場面に遭遇し、人命を救助することもあるようです。
福島県いわき市で起こった出来事をご紹介します。
雨に打たれていた高齢女性
ある雨の日、ヤマト運輸で働く男性がトラックを運転していると、車通りの少ない道で倒れている人を発見します。
驚いた男性が助けに向かうと、それは身体中を雨に打たれ、ズボンが泥だらけになった高齢女性でした。
話を聞くと、どうやら高齢女性は足を滑らせて倒れた衝撃で足腰を痛め、起き上がれなくなってしまったようです。30~40分ほどの間、雨に打たれ続けていた様子。
幸いなことに高齢女性の自宅が現場から近かったため、男性は全力疾走で家に向かいました。
高齢女性の家族に状況を伝え、応援に来てもらった結果、無事に家まで送り届けることができたそうです。
営業所まで尋ねて来た高齢女性の家族
翌日、高齢女性の息子さんがヤマト運輸の営業所に現れました。そして、男性宛にこのような封筒を届けたのです。
「寸志」と書かれた封筒。裏には、感謝の言葉もつづられていました。
「昨日は、本当にありがとうございました」
高齢女性の家族の想いが、この一文にぎゅっと詰まっています!
もし、男性がトラックであの道を通らなければ、高齢女性は命も危なかったかもしれません。
人助けをした男性には、「大事に至らなくてよかった」「なかなかできることじゃない!すごいよ!」「地域密着だからこそできることですね」などの称賛のコメントが多数寄せられています。
「条件反射で身体が反応して助けた」という男性。迷わず助けるために走った男性に、改めて拍手を贈りたいですね!
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[文・構成/grape編集部]