利用者「妻には絶対に知られたくない」 コンビニへ行きたい理由が素敵だった
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お盆最終日、亡き妻を思い送り火を焚くと… 最後のコマに「感動して鳥肌が立った」お盆シーズンの風物詩である、送り火。お盆の最終日に、あの世へと戻る先祖の霊を見送るため、玄関先や庭などで焚かれる火のことを指します。漫画家の羊の目。(@odorukodomo8910)さんは、そんな送り火にまつわる創作漫画を描いてXで投稿し、話題を集めました。

耳が聞こえない女の子 映画鑑賞会に行くと…「涙が出た」「グッとくる」羊の目。(@odorukodomo8910)さんの漫画『上映会』をご紹介。映画鑑賞会をする小学生たちの心温まるエピソードです。
- 出典
- shinjo_akira
理学療法士などの資格を活かし、身体が不自由な人たちのリハビリのお手伝いをしている新庄アキラ(shinjo_akira)さん。Instagramにエッセイ漫画を公開し、人気を集めています。
作品の中から、新庄さんが「忘れることができない」というエピソードの1つをご紹介します。
デイケア利用者のSさん
デイケアで働く人たちは、利用者さんの要望を何でも聞けるわけではありません。安全などの観点から、さまざまな制約があります。
しかし、Sさんの想いを聞いた新庄さんは、願いを叶えるべく「屋外歩行訓練のため」と称してコンビニまで連れて行ってあげたのでした。
その結果、Sさんは『母の日』に妻へ花束を贈ることができたのです。
妻想いなSさんの行動に、「泣けます…」「自身が不自由で大変な時でも、妻を想うなんて素敵」「ルールでできないことがあるのも理解できます。でも、できるだけ利用者さんの気持ちに寄り添ってあげてほしいと感じました」などの感想が寄せられています。
大切な人のことを想う心に、胸が熱くなりますね。
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[文・構成/grape編集部]